性格不明の遺構が検出されました。板材を使用しています。
発掘調査は次の段階に入ろうとしています。今までよりも更に古い時期にさしかかりました。地面を削ったところ大量の遺物が出土しました。箸の立っている箇所が遺物の出た箇所です。
性格不明の遺構が検出されました。板材を使用しています。
発掘調査は次の段階に入ろうとしています。今までよりも更に古い時期にさしかかりました。地面を削ったところ大量の遺物が出土しました。箸の立っている箇所が遺物の出た箇所です。
F区では南北棟の1001号、1002号から離れた位置に、軸線を同じくする2棟の東西棟の建物が見つかっています。その掘り方を精査している様子です。
1001号の掘り方より少し小さくなりますが、梁行き2間、桁行き4間の掘立柱建物跡です。1001号建物跡の北に隣接する、おそらく同時期の建物と考えられます。
F区で見つかった梁行き2間、桁行き3間以上の大きな掘立柱建物跡です。建物の半分は調査区外となっています。
今週から木組みの井戸を半截し始めました。これからどんな遺物が出てくるのか楽しみです。
丸太をくり抜いて井戸枠とした井戸が検出されました。大きさはあまり大きくありませんが今でも水が湧いて来ています。
炎天下、テントを張って作業をしました。
テントの下は日陰になり、幾分作業がしやすくなりました。
RW40出土状況 A区の河川跡から曲げ物が出土しました。
RP41出土状況 A区河川跡の床面から須恵器の坏が出土しました。
RP43出土状況 A区の河川跡から土師器の坏が出土しました。
面整理作業も順調に進み、現在は攪乱層の掘り下げ作業をおこなっています。攪乱層を掘り下げると重機のキャタピラの跡がでてきました。その土の中から多量の遺物(土師器の高坏や甕、須恵器の坏、中世陶磁器、磁器)が出土しています。来週はお盆休みに入り、調査は8月21日から再開します。
今週は好天に恵まれ、調査区全体の空中撮影を行いました。
空中撮影のため調査区をきれいに掃除した様子です。この写真からもわかるとおり行司免遺跡は多くの溝が走っていることがうかがえます。
先週に引き続き帯金具が出土しました。鉸具(かこ)という部品でベルトのバックルの部分にあたります。
昨年見つかったSD4と呼んでいる溝の残りの部分を掘り下げたところ火山灰(正面の真っ白い弧状の層)の上から、祭祀に使った木製品やどこも壊れていない須恵器の坏が出てきました。
2枚目の写真のアップです。すぐ脇に祭祀に使われた木製品である斉串がありますが曲がってしまっています。
RP37出土状況 A区の河川跡から須恵器の小壺が出土しました。頸が破損しています。
C区遺構精査 溝跡やピットが集中している場所の遺構精査をしています。
C区溝跡遺物出土状況 土師器の破片が溝跡から集中して出土しました
梅雨も明けました。記録作成用の写真撮影では、テントを設営し、照明を当てての作業となりました。
平面の規模はそれ程ではありませんが、柱根の残るものは特に深いようです。