行司免遺跡第3次(11月20日〜11月24日)


昨年、遺物が大量に出てきた溝跡(SD4)の残りの部分を掘っています。真っ白く見える層は火山灰です。


溝の中から木が重なりあうように出土しました。この中には木製品らしきものもありました。そばには円礫や赤い石(鉄石英)もあります。


興屋川原遺跡第3次(11月13日〜11月17日)


大型建物SB1001は掘り方の断ち割りに入りました。9月までの調査結果と同じく、30cm弱の柱痕跡が確認されています。ただし、底面までは浅く、この地が大きく削平されたことが窺えます。


今週は、ほとんどが雨の中での調査となりました。記録作成にはテントが威力を発揮します。風がなければの話ですが・・・


下叶水遺跡(11月13日〜11月17日)


SG1の河跡堆積土の除去作業の様子です。遺物の包含層から、土器や石器を主にした遺物が出土しています。


柱が動かないように、川原石でしっかりと根固めした柱穴(SK96)です。石の詰め方などを把握するために、石組みを半分だけ外し、掘り下げていきます。


前の写真の柱穴の断面を確認しました。この柱穴は、拳ほどの大きさの石を上面に敷き詰め、下層に大きな石を詰め込んでいます。


Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research