発掘調査も最終週を迎えました。
今まで調査したところの埋戻しをしています。
半年間使った器材を洗浄した後、
トラックに積みこんでいるところです。
最後に記念撮影をしました。
清水遺跡(3)の発掘作業員の皆さん、半年間お疲れ様でした。
この週は天気の悪い日が続き、調査区も積雪しました。
積もった雪をかき分けてから竪穴住居跡の調査を行いました。
調査区南側の検出面を掘り下げるために除雪をしています。
調査区南側の検出面を掘り下げている所です。
見えなかったピット(穴)がいくつか確認できました。
天気が悪いと暗くなるのも早くなります。
夕刻の暗い中でも図面作成を行います。
空中写真撮影に向けて調査区をきれいにしています。
ラジコンヘリコプターが飛び立ちます。
心配していた天気にも恵まれ、無事に撮影を終了することができました。
調査区の一番北側にある竪穴住居跡を掘り下げています。
これまで検出した住居跡の中で、最大のものです。
調査区西側の検出面を下げて、さらに遺構がないか確認しました。
日が沈むのが早くなってきました。
夕刻薄暗くなるまで、図面作成に励んでいます。
発掘調査説明会に向けて準備をしているところです。
説明会で展示する遺物を準備しているところです。
説明する内容などを入念にチェックしています。
11月3日(木・文化の日)に行われた発掘調査説明会には
120名もの多くの方がいらっしゃいました。
調査区北側にある竪穴住居跡を掘り下げているところです。
土層断面から、写真中央にある溝跡が
竪穴住居跡を壊していることがわかりました。
調査区東側の竪穴住居跡を撮影するためにきれいにしています。
掘立柱建物跡が集中する所では、さらに検出面を下げて、
柱穴がないか確認しています。
掘立柱建物跡の範囲をロープで示しました。
何回か建て直しをしているのがわかります。
掘立柱建物跡群の完掘写真を撮影しました。
どの建物も真北を向いています。
清水(しず)遺跡(2・3地区)の発掘調査説明会を開催します。
清水遺跡(2地区)では、平安時代の集落が確認されました。
多くの住居跡や川跡が見つかり、土師器や須恵器などが
多数出土しています。
清水遺跡(3地区)では、縄文時代と古代の集落が確認されました。
縄文時代ではおとし穴や石器の集中地点が、古代では多くの
住居跡や建物跡、集落を区画する溝跡などが見つかりました。
そして、縄文土器や石器、古代の須恵器や土師器などが
出土しています。
ぜひ、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
発掘調査説明会案内(PDF 121KB)
案内用地図(PDF 146KB)
清水遺跡(2地区)2次:出土した遺物(墨書土器)
清水遺跡(3地区):遺跡全景
調査遺跡:清水遺跡(2・3地区)(しずいせき)
日時:平成23年11月3日(木) 午前10時30分~
(雨天決行)
場所:村山市大字名取字清水北
地図を表示する
調査区西側の土坑からは、多くの土器が出土しました。
小さな破片一点に至るまで詳細に記録します。
掘立柱建物跡の柱穴の土層断面を記録しているところです。
柱穴が深いため記録も一苦労です。
調査区北東側にある井戸跡を掘りました。
中からは漆器、白磁片、須恵器片など多くのものが出土しました。
使わなくなった古い土嚢(どのう)を解体しています。
調査区北東側の井戸跡を掘り下げたところ、水が湧いてきました。
底には土器片が数点あり、井戸の年代がわかるかも知れません。
雨の合間を縫って、写真撮影をしています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research