ラジコンヘリによる空中写真撮影を行いました。
B区全景です。上が東になります。
調査区南側から多く遺構が見つかりました。
北からの調査区遠景です。
赤線の中が高速道路予定地になり、すでに工事が始まっているところもあります。
田向遺跡の調査はこれで終了です。ご協力ありがとうございました。
来週、空中撮影を予定しているため、
調査区内の清掃を行いました。
遺構の掘り下げを行いました。
この日は雨の中での作業となりました。
新たな調査区の表土除去を行いました。
写真手前は、調査が終了した範囲です。
表土除去完了後、面整理を行いました。
9月26日に松橋・田向・田向2遺跡の発掘調査説明会が行われました。
およそ70人の方が参加しました。
調査で出土した遺物の説明をしているところです。
みなさん熱心に聞いておられました。
実際に現場で遺構の説明を行いました。
写真は松橋遺跡で検出された掘立柱建物跡の説明をしているところです。
田向遺跡の調査もいよいよ終了間際。
残った部分の遺構精査を進めていきます。
翌日の写真撮影に向けて、調査区全体の清掃を行っています。
調査の最終段階で、ラジコンヘリコプターによる遺跡の空中撮影を行い、
田向遺跡の発掘調査は無事終了しました。
現場の夏休みが終わり、18日から調査が再開されました。
休み中に降った雨で田向遺跡は水没。
排水作業からの調査再開となりました。
遺構の精査中に、遺構(溝跡)の重複関係(切り合い)について
調査員が作業員の皆さんに説明しているところです。
遺構の精査において、重複関係は遺構の新旧を決めるのに
重要な手掛かりになります。
説明のあった遺構の重複関係を念頭において、
実際に溝跡を調査していきます。
どの作業員も慎重に作業を進めていきます。
遺構番号の登録をしているところです。
検出したすべての遺構に、「柱穴」や「溝跡」等、遺構の特徴に応じて
記号と番号をつけていきます。
A区内にある溝跡を精査しているところです。
精査の結果、出土した遺物や他の遺構との関係性から、この溝跡の年代は比較的新しいもので、
(当初、予想された)奈良・平安時代のものではないことがわかりました。
この溝跡の特徴や年代について、調査員が作業員の皆さんに解説しているところです。
写真の部分は溝跡が屈曲している部分で、水の流れを調節するため大きくふくらんでおり、
底からは陶磁器片が出土しました。
いよいよ遺構の精査が始まりました。
遺構を十字に分割し、移植コテを用いて慎重に掘り下げていきます。
十字に分割した遺構を掘り下げていくと、写真のような状態になります。
その後、このような状態の遺構の写真を撮影したり、
土層断面の状態を観察し、土の堆積状況や色・質感等を記録していきます。
連日続く猛暑の中、熱中症には十分に注意して調査を行っていますが、
その中でも休憩時間に食べるスイカは格別で、みな美味しそうに食べ、
作業で失われた体力と水分を補給します。
先週に引き続き平板を用いた測量作業です。
広大な調査区とその遺構を図化するためには
結構な時間がかかります。
遺構のマーキングと面整理もだいぶ進みました。
一部途切れていますが、溝状の遺構が調査区を縦断しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research