
今週も遺構の掘り下げが続きます。土坑の底から木材が出土しました。

遺構の土層断面図を作成している様子です。調査終了まで残り1か月、毎日記録作業が続きます。

一週間のお盆休みをはさんで、8月17日から作業再開です。今週は10区の調査を行いました。

10区の河川跡です。以前紹介した、隣接する8区・9区の河川跡と同一の遺構です。

竪穴住居跡と思われる遺構です。土器が数点出土しており、一個体になりそうなものも含まれています。
<西谷地地区>

溝跡を掘り下げています。このような溝跡が調査区内にいくつもあります。溝跡からは多数の土器片も見つかります。

土層の状況を図面に記録しています。どのような色の土がどのような状態で堆積しているのか、細かく記録していきます。

遺構の掘り下げが終わった場所の記録写真を撮るために調査区内を清掃中です。

写真撮影を行うためのタワーです。良い記録写真を撮るためには必要不可欠なものの一つです。
担当:齊藤(主)・山田

センター職員が縄文服を着て、スライドで「大昔の人々のくらし」について説明しています。

みんな勾玉作りに没頭しています。

最後は、縄文人になりきって記念撮影をしました。
担当:佐々木・吉田・高木

火起こし体験では、職員のやり方をみな真剣に見ながら行なっていました。

よ~くねらいを定めて!獲物はたくさん捕れたかな?

みんなの感想や意見がたくさん聞けました。
担当:佐々木・吉田・高木

スライドを使って縄文時代の「衣・食・住」について話をしました。

石皿と敲石でクルミ割りに挑戦!
きれいに殻を割るのが難しいです。中身はもちろん食べました。

火起こしに必要なことは、道具をうまく使いこなせる器用さと体力です。
担当:高桑(登)・五十嵐

新庄市の中川原C遺跡から発掘された出土品を持って行きました。地元から出てきたものにみんな驚いていました。

弓矢を使うことが意外に難しいことだとわかりました。

みんなで輪になって石器で野菜を切りました。切れ味はどうだったかな?
担当:小林・斎藤(健)

今回は、遊佐町にある吹浦遺跡の土器を持って行きました。

職員の話をみんな真剣に聞いてくれました。

当日は天気が良かったので屋外で火起こしです。開放感あふれる場所で火は起こせたかな?
担当:佐々木・山木・高木

地面の下から掘り出された土器や石器を真近で見たり、触ったりする経験はあまりないと思います。子どもたちも興味津々で見ていました。

弓に矢をかけるのも一苦労。弓矢で獲物を捕えるのも大変です。

縄文クッキー作りをしました。クッキーはおいしかったかな?
鶴岡市立図書館と当センターの共催で企画展を開催中。
今回は、発掘調査で出土した鶴岡の考古資料を遺跡、時代順に展示公開しています。
西向遺跡(縄文時代)
【縄文土器】

矢馳A遺跡(古墳時代)
【土師器(はじき)】

西谷地遺跡(奈良・平安時代)
【墨書(ぼくしょ)土器】

鶴ケ岡城跡(中世・近世)
【漆器の椀】

◆期日:平成21年7月23日(木)~9月27日(日)
◆場所:鶴岡市立図書館2階
・休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
*9月の場合21日(月)は開館しますが、22日(火)祝日は閉館します。
・開館時間:午前9時30分~午後5時
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Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research