
溝跡から出土した土師器の坏です。濃い茶色の部分は漆が付着したものです。器の形から奈良時代の土器と考えられます。

7区の全景です。70基あまりの遺構がありました。瓦などたくさんの遺物も出土しました

9月は、ひと月かけて、堀跡を調査しました。

堀跡の記録を取っています。

10月2日(木)午後2時から、現地で、発掘調査説明会を開催しました。

関係者の皆様、多くの地域住民の皆様に御来場いただきました。ありがとうございました。

古墳時代の赤色の壺がつぶれた状態で出土しました。

土器についている土を丁寧に取り除いてから記録を取ります。

今週例年より早い初冠雪を記録した月山を見ることができました。
担当 : 黒坂(広)・星

勾玉作りに挑戦!
石に型を描いて紙ヤスリで削っていきます。

時間との勝負!

仕上げ磨きに一生懸命。もうすぐ完成です。

調査の終わったトレンチを人力で埋め戻しています。
この調査区の段々状の地形は、近世以降の新しい時代に作られたものとわかりました。

雨の中、記録作業の追い込みです。

大型の柱穴列があった調査区です。
重機による埋め戻しが終了しました。

7区の遺構掘り下げが始まりました。三の丸の時代の遺物の他に古代の遺物もたくさん見つかっています。

溝跡の中から見つかった、奈良・平安時代の土器です。須恵器(すえき)の坏(つき)や土師器(はじき)の甕(かめ)があります。

堀の深さを確認するために、1m20cmの幅で、石の下層を掘り下げました。

地下から水が湧いてきます。ぬかるんだ足場に注意しながらの作業となります。

白っぽい砂・砂利のところが、堀の底です。

赤瓦が出土しました。

川跡のすぐ脇から甕などが数個出土しました。甕のひとつには格子模様があります。

出土した土器を図面に記録しています。

調査区で体長15cmほどの大きなカマキリを発見。
『山形城三の丸跡(都市計画街路)』の発掘調査説明会を開催します。ぜひご参加下さい。
◆日 時
○平成20年10月2日(木) 午後2時~3時
◆場 所
○集合場所 : 現地調査事務所
○説明会場 : 山形城三の丸跡現地(春日町)
◆成 果
山形城三の丸跡は、中世・近世の城館跡です。遺跡は、三の丸の西側の出入口の一つ、飯塚口の近くにあります。
今回の発掘調査では、三の丸の堀跡の一部を確認することができました。三の丸の西側の堀については、初めての発掘調査です。堀跡からは、瓦、陶磁器、木製品が出土しています。調査によって、堀の勾配や深さなど、当時の様子がわかりました。
◆連絡先
山形城三の丸跡(春日町)調査事務所
担当 庄司隆志 ℡ 090-5590-2608
より大きな地図で 山形城三の丸跡第7次 を表示
担当 : 伊藤(邦)・菅原・山田・星

『蔵王みはらしの丘 まちびらき5周年記念フェスティバル』に出前授業で参画しました。(会場:みはらしの丘小学校体育館)

火おこし体験コーナー。親子で力を合わせて挑戦です。

石を使ってクルミ割りを体験。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research