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中山城跡第2次(9月11日〜9月15日)


今週は雨の日が多く、テントを張って作業しました。早く安定した天気になって欲しいです。


上大石家から井戸状の遺構が出土しました。直径約1メートルの大きさです。


尻高家の調査を終了しました。写真奥の調査区の端には溝状の遺構があります。道路の下に続いているので、どのように巡るのか確認できませんでした。


天王遺跡(9月11日〜9月15日)


調査区の南側に新しい工事用道路が完成しました。


今まで工事用道路のあった北側の調査に入ります。テープを張って調査区の範囲を決めました。


雨の続いた一週間でしたが何とか表土除去が終わりました。来週から拡張部分約1,500平方メートルの本格的な調査に入ります。


上大作裏遺跡(9月11日〜9月15日)


今週は雨の日が多く、現場での調査ができない日もありました。こんな時、普段は手の回らない事務所周辺の草刈りを行ってすっきりさせました。


雨の影響もあって、日がたつと土の色がくすんでしまうので、再度削り直してから調査にあたります。


調査区からは弥生時代と平安時代の土器が出土していますが、住居跡は見つかっていません。遺構の分布状況などから考えて、写真奥の畑の方が遺跡の中心であったようです。


上野遺跡第2次(9月11日〜9月15日)


雨続きでコンディションが悪いため、ブルーシートを極力かけたまま狭い範囲で精査を行っています。


7c区は、昨年の一次調査における3区に接する地点ですが、昨年の調査時と同様、縄文時代の遺構が点在しています。この柱穴からは、底部壁面から縄文土器片が検出されました。


7a区は、中央の微高地部分に遺構が集中しています。中世の柱穴群に混じって、縄文時代の遺構も散見されます。溝跡または河跡から、縄文土器片が検出されました。


檜原遺跡第1次(9月11日〜9月15日)


説明会には、約50名の見学者が訪れました。遺跡の概要 立地と環境、主な遺構、主な遺物について説明し、最後に全体のまとめと質問に答える時間を取りました。晴天に恵まれ絶好の説明会となりました。


今回の調査では、中世から近世の建物跡や土壙・溝跡・井戸跡などが検出されました。そして溝跡からは鎌倉時代とおもわれる甕の一括資料が出土しました。その他、いろいろな陶磁器片が出土しており、これからの研究や分析が期待されます。


山形市立第十中学校職場体験(9月14日・2年生4名)


山形市立第十中学校の生徒さん4名が来所しました。
まずはセンターの仕事について説明を受けます。


下叶水(しもかのうみず)遺跡から出土した縄文土器を真剣に洗う4人です。
本物をきれいにするのですから、緊張します。


土器彩色にチャレンジ!
直した部分に色をつけていきます。めったにできない仕事を経験しました


第2回「センター改革推進プロジェクトチーム」会議実施(9月15日)

前回の会議を受けて、第2回会議では各担当ごとの課題の整理と、課題の解決にむけての見通しを話し合いました。今年度中に解決すべきこと、来年度へ向けて解決の方策を探るべきこと、来年度以降に長期的に課題を整理すべきこと、などを検討しました。特に契約や業務管理を含む改善すべき点については、見直しに着手するなどスピード感のある対応がなされております。プロジェクトチーム構成メンバーは「柏倉俊夫専務理事・小笠原正道局長・船越真知子課長補佐・原田英明主事・長橋至調査研究主幹・山口博之主任調査研究員・黒坂雅人専門調査研究員・伊藤邦弘専門調査研究員」です。職員一人ひとりが意識を新たにすることが最も大切なことであり、加えてPDCAサイクルを活用して業務の改善を推進していくことが必要と考えております。

*PDCAサイクルとは継続的な業務改善を進行するのに有効なマネジメント手法です。P(計画)→D(実行)→C(評価)→A(改善)の流れをらせん状に実施します。


文教公安委員会視察(9月12日)


県議会文教公安常任委員会の委員の方々が視察においでになりました。


鶴岡市矢馳遺跡を視察されました。


日沿道関連事業であることや埋蔵文化財センターの業務内容について説明させていただきました。


あいにくの雨天のため、調査事務所内で説明させていただきました。


調査担当者が古墳時代の土器について説明しています。


雨天の中調査の状況を視察いただきました。


上大作裏遺跡(9月4日〜9月8日)


週の前半は好天に恵まれ、発掘調査も順調に進みました。


木曜日の雷雨により、金曜の朝はご覧のような状況に。排水を終えてて土が乾くまで、この箇所には入れそうもありません。


調査区の地盤は砂地の部分が多いので、水捌けは良好です。後方の低地が乾く間、ほかの遺構を掘り下げていきます。