「八反遺跡」カテゴリーアーカイブ

八反遺跡(7月19日~7月22日)


調査区の南端部で見つかった河川跡の掘り下げを始めました。
まずはトレンチを設定して深さや遺物の有無を確かめます。


河川跡北岸の様子です。
黒い土が下の方で確認できました。さらに深くなっているようです。


河川跡からは中世から縄文時代の遺物が出土しました。
写真は縄文時代晩期の土器です。


八反遺跡(7月4日~7月8日)


梅雨の晴れ間を狙って調査区全景の撮影を行ないました。
多くの遺構が見つかっています。


先週掘り下げた地点と別の地点でも、下層の遺構を確認するためのトレンチを設定しました。
ここでも下層から古い時代の遺構が数多く見つかりました。


遺構を探す作業が終了し、いよいよ遺構の掘り下げが始まります。
始めに遺構の掘り方について説明を行いました。


八反遺跡(6月27日~7月1日)


連日の雨も上がり、ようやく作業を再開しました。
雨で消えてしまった遺構の線の復旧作業からスタートです。


遺構がない部分を掘り下げて、より古い時代の遺構を探しました。
20cmほど掘り下げると、上の面では見えなかった竪穴住居跡、
溝跡等の遺構が見えてきました。


八反遺跡(6月20日~6月24日)


調査区の北東部には石が集中している箇所がありました。
遺構を探す作業も一苦労です。


人骨と考えられる焼けた骨が見つかりました。
八反遺跡周辺が墓地であった可能性が高くなってきました。


週後半の雨で調査区が冠水してしまいました。
梅雨に入り、来週からの作業も心配です。


八反遺跡(6月13日~6月17日)


遺構を探す作業が続きます。今週は天気も良く作業がはかどりました。


大きな川跡が見つかりました。
写真右側の黒っぽい土の部分が川跡と考えられます。


出土した遺物は4m方形の地区割りに基づいて、記録して取り上げていきます。
これまでの遺構検出作業で10箱分の遺物が出土しました。


八反遺跡(6月6日~6月10日)


遺構を探す作業が始まりました。
土が乾かないようシートを部分的にはがしながら作業を進めていきます。


見つかった遺構は石灰でマーキングし、図面に記録していきます。


長軸1mほどの土坑です。
壁面が焼けており炭や骨片が含まれていることから、火葬遺構の可能性があります。


八反遺跡(5月30日~6月3日)


先週設置した基準点をもとに、調査区内に4mのグリッド(格子)を設定しました。
調査区内を4m四方の方眼で区切り、遺物の取り上げや図面を作成する際の基準とします。


古瀬戸の盤(ばん)が出土しました。
3箇所に足が付く三足盤(さんそくばん)の一部で、14~15世紀のものと考えられます。


八反遺跡(5月23日~5月27日)


重機で表土を除去した後、調査区の周囲に排水用の溝を掘りました。
さらに、重機で掘った後の凹凸をクワで平らに削っていきます。


遺物が見つかったところには箸を立てて目印とします。
古墳時代から中世まで幅広い時代の遺物が見つかっています。


測量の基準とするための杭を設置しました。


八反遺跡(5月17日~5月20日)


八反(はったん)遺跡の発掘調査が始まりました。
八反遺跡は東根市と村山市の境界に位置しています。


始めに調査範囲の周囲を掘り下げ、遺構や遺物が見つかる深さを確認しました。


重機で表土を除去しました。ほぼ全面に奈良・平安時代の
遺物を含む層(遺物包含層)が広がっています。
数多くの遺物が出土しています。