
10月9日に調査説明会を実施しました。多くの方々が来てくださいました。出土した遺物を説明しています。

調査した遺構について説明しています。

10月12日に発掘器材をトラックに積み込んで、調査が終了しました。

遺構を保護するために、調査区全面をシートで覆いました。

シートを外した調査区の全景写真です。掘り下げは全て終了しました。

10月3日にはラジコンヘリコプターを飛ばして、空中写真撮影を実施しました。

10月4日は報道機関へ調査内容の事前公開を行いました。

調査区の南側から古墳時代の畑の跡を検出しました。細い溝状の区画が耕作の跡です。

長かった調査もいよいよ終盤です。調査区内の掘り下げが終了し、作業は若干の遺構調査と図化作業、写真撮影を残すのみとなりました。

調査もいよいよ終盤を迎え、現在調査区南側の古墳時代の下層面を掘り下げています。

古墳時代の下層面では畑のうねと思われる溝状の遺構が検出されました。

調査区南側で検出された古墳時代の浅い土坑ですが、全面に炭が認められ、火を炊いた跡と考えられます。

先週クルミの収穫状況をお伝えしましたが、現在洗って乾燥しているところです。これからセンターの様々な活動に利用されることでしょう

川前2遺跡ではクルミの最盛期を迎えています。いつも休憩に利用しているクルミの木からも、沢山の実が落下しています。拾った実は出前授業など、これからのセンターの様々な活動に利用される予定です。

古墳時代前期(4世紀前半)の住居跡の完掘状況です。4本の柱穴と炉跡が検出されました。

今週も古墳時代前期の土器(調査区中央付近)が多数出土しました。

そのアップ写真です。手前はほぼ完形の甕です。

16-17グリッド集中地点の土器を取り上げています。一つ一つ壊さないように記録を取りながら、土を剥がしていきます。

最後に土器が埋まっていた状態の断面を記録しています。

台風9号が通過した前日(9月6日)、遺跡の北東にはきれいな虹がかかっていました

今週は雨が降り続き、発掘調査は2日間しかできませんでした。16‐17グリッドから出土した古墳時代の土器の出土状況の図化作業に取りかかりました。

調査区中央付近の古墳時代の堆積層を掘り下げているところです。北側ほどではありませんが、やはり土器が出土しています。

古墳時代前期の中型の壺形土器が出土しました。埋められた状態を確認するため、半分を断ち割りましたが、掘り込みは確認できませんでした。

その壺形土器を取り上げているところです。包帯を巻き付けて壊れないようにしています。

取り上げ作業は無事終了しました。

出土した古墳時代前期(4世紀後半)の土器の写真撮影を行いました。

そのアップの写真です。小型の甕や壺が纏まっています。洪水の頻発地帯でしたので、洪水が起こらないように願って配置された特別な土器の可能性があります

先週古墳時代前期の小型の土器がまとまって18個出土しました(写真奥)が、今週はその近くから小型壺と甕が一緒に出土しました(写真手前)。

古墳時代前期の小型壺と甕の出土状況のアップの写真です。

連日の猛暑で厳しい発掘作業が続いています。作業の合間にクルミの木陰で休息を取っているところです。皆さんお疲れ様です。

今週は中山町内小学生と寒河江市内小学生の体験発掘が行われました。短い間でしたが炎天下の中、皆さん発掘調査を楽しんでいました。

調査区の北側から、古墳時代前期の小型壺などがまとまって見つかりました。この写真は掘り出しているところです。

丁寧に土を掘ったところ、17個の小型の土器が出てきました。儀式のようなことをして埋めたのでしょうか。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research