調査区中央を横断する川跡(SD1)を掘り上げた状況です。中央の土層の断面では粘土層と砂層が交互に堆積しており、平安時代以降自然に埋まったと考えられます。
古墳時代上面の調査も終盤を迎え、調査区の北側の遺構を調査していますが、遺構の形状がわかりにくく、苦労しています。写真では四角形の黒いシミが見られますが、竪穴住居跡の可能性があり、慎重に調査を進めています。
調査区中央を横断する河川跡(SG1)です。手前の川幅は狭く、底面はV字形となっていますが、須川に向かって川幅が広がっています。
古墳時代の住居跡(ST3)の土坑内から、高坏が出土しました。
古墳時代前期の住居跡(ST5)の床面から、土器がまとまって出土しました。
古墳時代の住居跡(ST5)から出土した土器の状態や内部の施設を、図面に記録しているところです。
調査区中央を横断する溝跡(SD1)の土層断面を実測しているところです。粘質土と砂質の層が交互に凹レンズ状に堆積しています。
古墳時代の住居跡(ST5)を調掘り下げているところです。手前の床面から土器がまとまって出土しています。また奥の床面では炭が広がっています。
古代の住居跡を調査しています。床面ははっきりしませんが、住居跡の周りに幅の広い溝が巡らされています。
調査区の中央を横断する古代の溝跡(SD1)の土層断面です。砂質土と粘質土が相互に堆積しています。
今週の前半は晴天が続き、調査区から月山がきれいに見えました。
暑い日が続きました。調査区の木陰で休憩を取っています。
調査では古墳時代の土器が出土しています。遺構に伴うのか現在検討中です。
調査区南側の遺構検出を行っています。背後に見えるビニールハウスはさくらんぼ畑の雨よけハウスです。遺跡の周りにはさくらんぼ畑が多く、これから最盛期を迎えます。
遺構検出を終了し、調査区南側から遺構の調査に着手しました。いよいよ本格的な発掘調査の始まりです。
遺跡は須川の左岸に位置しています。写真の左側が須川、右側が調査区です。
現在遺構を検出していますが、写真中央の四角形の白線の範囲が古墳時代の竪穴住居跡と思われます。
重機を使って表土除去を行っていますが、アームの間から見える残雪のなだらかな山が月山です。晴れた日には遺跡から月山がきれいに見えます。
表土除去を行った後に、遺構を検出しています。地面に刺してある箸は古墳時代の土器が出土した場所です。
2005年の試掘トレンチを調査して、遺構や土層堆積の状況を確認しています。
重機で表土を取り去った後、面整理をして遺構を検出しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research