調査区東側の撹乱の部分を掘っています。現代のコンクリート片やガラス片などに混ざって江戸時代の陶磁器や瓦、石鉢などが出てきました。
調査区東側全体を掘り終わった後の写真です。右側の石積みは、作業員が残土置場用に石を積み重ねて作ったものです。
今日から発掘調査の始まりです。みなさんちょっと緊張しています。
3か月間よろしくお願いします。
遺構の検出をしています。調査区西側に柱穴や土坑の穴が120基ほど見つかりました。
調査区(10区)の面整理をして、遺構を検出するための作業をしています。
10区の遺構に、石灰でしるしをつけました。5月20日に、遺構検出状況の写真撮影をしました。
土の色や質を見極めて、遺構を慎重に掘り下げて調べます。
10区の遺構配置図を作成するための、平板測量をしています。この日(5月21日)、山形市では30.8℃の最高気温を観測し、真夏日となりました。
先週に引き続き、便利鍬で地面を平らにする作業(面整理)から行いました。
5区に分かれた調査区のうち、1区・2区の面整理が終わりました。
写真左手に見えるこげ茶色の一帯が河川跡のようです。
河川跡から、古墳時代の高杯(たかつき)という高い台が付いた土器が見つかりました。
月曜日から、バックホーを使って遺跡表面の土を取り除く作業を開始しました。何が現れるかドキドキの作業です。 ところで画面奥は、天童市スポーツセンター野球場です。今週は「東北楽天ゴールデンイーグルス・2軍」の公式戦をやっています。
重機で表土を取った後、さらに平らに削っていくと、微妙に土色の違う部分が見えてきました。これが昔の人の生活痕の手がかりです。楕円で囲った部分と周りとの土色の違いが見えますか? とても微妙な差でした。頭を悩ませつつ、慎重に調べています。
表土除去が済んだ所からブルーシートで覆い、遺跡を保護しました。この写真は調査事務所の2階から撮ったものです。ここから毎日決まった時間に、調査区全体を撮っています(定点観測)。続けて見ると調査の進み具合が分かります。先週はまだ草地でした。これからも毎週1枚ずつ紹介しますので、ご注目下さい。
G2トレンチの面整理が終わった遺構検出状況です。手前と奥の赤茶色の面が地山です。中央部分の幅広く黒い部分が遺構です。
H区は地表ないしは線掘りをしただけで、縄文土器やフレークなどが見つかります。白のテープのラインがトレンチの方向で、白い箸が立っているところから遺物が出土しました。
重機で表土除去する前に試掘トレンチを入れて、遺物や遺構の分布状況を見ました。トレンチ右側の黒い部分が遺構で、そこに遺物が集中していることが分かります。
機材搬入、いよいよ調査開始です。
重機で表土をはぎとります。
表土をはぎとったあと、便利鍬で平らに削ります。
今回は高瀬山古墳のすぐそばも調査します。
毎日美しい月山を眺められます。
線掘りの段階で縄文土器の破片やフレーク(石片)などが
まとまって出土しました。
バックホーによる表土除去が始まりました。
冷え込む中、雨上がりの虹が美しかったです。
調査事務所の準備も整い、5月14日クグノ遺跡の発掘調査開始です。
遺跡は、天童市と寒河江市・大江町を結ぶ交通量の多い県道沿いに
位置しています。
調査区を西側から一望しています。県道拡張に伴う調査のため、
道路沿いに細長く発掘調査を行います。画面奥が天童の市街地です。
スコップで調査区の周縁を掘り下げ、遺構がある面までの深さを確認しました。
15~25cm程と浅い様です。
山形城三の丸跡(山形市春日町)の、発掘現場に持っていく器材を、
トラックに積み込んでいます。5月14日(木)から発掘調査が始まります。
開始式の様子です。安全に発掘調査を進めていくために、
注意すべきことを確認しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research