「2011(H23)年度」カテゴリーアーカイブ

沼袋遺跡(8月1日~8月5日)


A区南西部に集中している竪穴住居跡の精査を本格的に始めました。
移植ゴテや竹ベラ等を使って、慎重に掘り進めていきます。


竪穴住居跡を掘っていくと、焼土や多くの土器片等が確認できました。
昔の人たちの生活の様子がしのばれます。


掘り下げた遺構の土層断面図を作成するなど、
記録作業も並行して進めています。


山形城三の丸跡(112号)(8月1日~8月4日)


最後の3区の調査が終了しました。
古代の遺物を含む溝跡や、井戸跡などが確認されました。


8月2日には関係者に調査成果の報告を行いました。


山形城三の丸跡(112号)の発掘調査が無事終了しました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。


森の原遺跡2次(7月25日~7月29日)


乾燥しきった地面を削るには、散水機で水をまきながらでないと
クワの歯が立ちません。


草を取ったり白線を引き直したり……。
全景写真を撮るために、最後の仕上げをしています。


調査区内にトレンチを設定し、少しずつ掘り下げながら、
遺構・遺物を確認していきます。


清水遺跡(1)2次(7月25日~7月29日)


今週は突然の雨に悩ませられながらの調査になりました。
斜面すその調査は雨水がしみでてくるため、常に排水しながらの作業になります。


遺構の断面図をとる作業をしています。
ここも雨水がしみでてくるため、水をくみだしたら、
すばやく図面をとらなければなりません。


週末には新しい調査区の調査に入りました。
こちらの調査区では住居跡がいくつか検出されており、成果が期待されます。


山形城三の丸跡(112号)(7月25日~7月29日)


井戸跡から完形の陶器が出土しました。その中に漆と思われるものが残っていました。


井戸跡と思われる3基の遺構の掘り下げが終わりました。


西側の溝跡の掘り下げを行っています。
須恵器や土師器など、多くの遺物が出土しています。