「2011(H23)年度」カテゴリーアーカイブ

清水遺跡(1)2次(7月11日~7月15日)


今週は毎日、猛暑日の中での作業となりました。
本格的な調査に入るにあたり、作業員の皆さんに遺構の掘り方や図面の取り方、
作業の手順についての説明をしています。


掘り終えた遺構を測量し、方眼紙に記入して行きます。
日差しが強く、方眼紙のマス目が見えないので、ビーチパラソルで日陰を作っています。


沼袋遺跡(7月11日~7月15日)


蒸し暑い中、お互いに励まし合いながら発掘調査が進みます。


川跡と見られる場所を、横一列になって掘り下げていきます。
土器の破片はここからも出土しました。


甕(かめ)の一部と思われる破片です。
丸の中に十字の印があります。何かのサインでしょうか。


山形城三の丸跡(112号)(7月11日~7月15日)


4区の完掘全景写真です。
礎石のある柱穴や、焼土の入った土坑、畝(うね)跡等が確認されました。


最後の3区の調査がはじまりました。
下水管が通っているため、東西にわけて重機で表土を取り除いていきます。


シートで養生している場所は、2区と重なる部分です。
埋め戻しのとき、掘った部分に入った土を取り除いています。


森の原遺跡2次(7月4日~7月8日)


夏草がかなり伸びてきたので、環境整備のため草刈りをしています。
すぐ後ろの黒っぽい丘が、今回の調査で除去した表土です。


足下はまだかなりぬかるんでいますが、
長雨で崩落した壁面の補修と、排水用の溝を掘りました。


遺構検出のために地面をていねいに削ります。
この辺りからは縄文土器の破片が多数見つかりました。


清水遺跡(1)2次(7月4日~7月8日)


今週も梅雨空の下での作業が続きました。
低地では水がたまり、泥にぬかるむ中での調査になります。


低地からは去年調査されたものよりも古い溝跡が発見されました。


遺跡全体を把握する調査が終わり、これからは遺構の個別調査に入ります。
まずは土坑を半分掘り下げ、土の堆積を調べていきます。