鳥海山は10月17日に初冠雪を観測しました。例年より7日遅い観測でしたが、すぐに溶けてしまったようです。
山の手前に見えるのが発掘調査地点です
北側調査区全体の遺構調査を実施しています。
中・近世の柱穴の調査が主体となっています。
調査区域の端から、縄文時代晩期後半の土器がまとまって出土しています。
鳥海山は10月17日に初冠雪を観測しました。例年より7日遅い観測でしたが、すぐに溶けてしまったようです。
山の手前に見えるのが発掘調査地点です
北側調査区全体の遺構調査を実施しています。
中・近世の柱穴の調査が主体となっています。
調査区域の端から、縄文時代晩期後半の土器がまとまって出土しています。
C区西半分の遺構検出が終了し、写真撮影を行いました。
C区の調査は一時中断し、来週からはB区の旧石器の調査を集中して行います。
B区では今週も石器が出土しています。その範囲も少し広がりました。
杉沢C遺跡は水田の中にありますが、周りの田んぼの稲刈りは終了しました。
発掘調査地点から杉沢A遺跡を望んだ写真です。写真中央の山裾が杉沢A遺跡で、杉沢C遺跡から約600m離れています。
杉沢A遺跡では、縄文時代晩期の完形の土偶が石に囲まれた状態で出土しています。
北側調査区では、中・近世の遺構検出面の地層から縄文時代晩期後半の土器が出土しています。
中・近世の建物跡の柱穴が多数検出されています。
B区で地山から旧石器が出土した部分の壁際を一部拡張し掘り下げました。
石器はすぐに取り上げず、柱上に土を残して掘り下げます。一段高くなっているところに石器があります。
現在は写真のようにまばらに出土している状況です。
たくさんの柱穴が見つかりました。一つ一つ記録を取りながら掘り進めています。
柱穴を半分掘りました。この状態で断面図を作成するための写真を撮影します。
遺物が含まれていそうな地層を掘り下げています。下の層からも遺物が出そうです。
今週はB区の記録作業と完掘作業を行いました。
木曜日にB区の全景を撮影しました。
この調査区ではピット(小穴)が多く検出されました。
10月に入り、日の沈む時間が早くなってきました。
それに合わせて気温も低くなってきたのを感じます。
調査区の南半部の遺構検出が終わったので写真を撮ります。
遺構検出図用の下図となる写真を合成するための写真を撮っています。
3Dモデルを作成する撮影方法です。角材の上にカメラを載せ、無線でシャッターを切っています。
遺構検出図に使用する下図となる画像を合成しました。400枚の写真を用いて解析に一晩かかりました。
今週は、B区の遺構精査と記録作業を行いました。
遺構を半分掘り、土の堆積を写真と図面に記録していきます。
地山から出土した石器の剥片の周囲を掘り下げました。
チップと呼ばれる小さい剥片が数点見つかりました。
調査区南側部分でも柱穴が多数検出されました。
調査区内に敷いたシートを固定するため、土のうをたくさん作りました。
雨にそなえて調査区全面にシートを敷きました。
遺構検出作業ももう少しで終わりになります。
今週もB区が水没したため、新しく表土を掘削したC区西側の面整理を行いました。
A・B区と比べて大きめの遺構が確認できました。
面整理にあわせて、調査区内に4m四方の方眼区割を設定しました。測量や遺物の取り上げなどに使用します。