「2023(R5)年度」カテゴリーアーカイブ

北向遺跡第4次(7月3日~7日)


今週は猛暑日となる中での作業となりました。調査も佳境を迎え、多くの遺構や遺物が出土しています。こちらは平安時代の建物跡で、この時代に特徴的なお皿も出土しています。


これは古墳時代のお椀で、近くからは同じ時代の須恵器(6/19~23日に掲載)も出土しています。


ここからは同じような形をしたフタが並んで出土しました。何か意味があって埋めたのか、偶然なのか。今後の調査の進展が期待されます。


北向遺跡第4次(6月26日~30日)


今週も梅雨空の合間に調査を進めました。手前から住居跡、土坑、柱穴と様々な遺構が見つかっています。


今回の調査は平安時代の遺構が多いのですが、この遺構は次の時代、鎌倉~室町時代の墓の跡です。この場で火葬にしたもので、木炭の下から人骨が出土しています。いったいどのような人物が葬られたのでしょうか?


新庄城二の丸跡(6月19日~23日)


焼土層にトレンチを入れて、下の面(第2面)の確認を行いました。江戸時代の面と思われます。


学校建物の柱基礎の断ち割りを行いました。10~20cm大の丸石が詰められ、近世や近代の遺物が出土します。


第1面の調査を終了したため、重機で焼土層を掘削し、第2面を検出していきました。