不安定な天気が続きますが、今週も発掘を進めていきます。
この地点でも遺構が見つかっています。中央の四角い黒土の部分は、昔の柱の跡のようです。
不安定な天気が続きますが、今週も発掘を進めていきます。
この地点でも遺構が見つかっています。中央の四角い黒土の部分は、昔の柱の跡のようです。
今週は猛暑日となる中での作業となりました。調査も佳境を迎え、多くの遺構や遺物が出土しています。こちらは平安時代の建物跡で、この時代に特徴的なお皿も出土しています。
これは古墳時代のお椀で、近くからは同じ時代の須恵器(6/19~23日に掲載)も出土しています。
ここからは同じような形をしたフタが並んで出土しました。何か意味があって埋めたのか、偶然なのか。今後の調査の進展が期待されます。
北側の調査区(1区)の遺構検出を行いました。赤い焼土の広がりや、礎石の可能性がある石が認められます。
第2面の様子です。瓦を含む褐色の整地層で、固く締まっています。
第2面で確認された土坑から瓦がまとまって出土しました。
9区南、11区の発掘作業が完了しました。
写真を撮るために土を削って足跡を消したり土の色をみやすくしたりしています。
7区も遺構の掘り下げが段々と進んできました。
第2面の遺構の検出を行いました。瓦や江戸時代の陶磁器が出土します。
真っ赤に焼けた面が残っていました。戊辰戦争で火災となった痕と思われます。
江戸時代の瓦が集中して捨てられている地点が認められます。
丁寧に削っていくと溝の跡のようなものが出てきました。
ほかにも様々な遺構や遺物が見つかっています。こちらは住居跡のようです。
梅雨の時期です。天気が良くない日もありますが、雨や風に注意しながら作業をしています。
水糸を張った線に沿って遺構を掘り下げています。
今週も梅雨空の合間に調査を進めました。手前から住居跡、土坑、柱穴と様々な遺構が見つかっています。
今回の調査は平安時代の遺構が多いのですが、この遺構は次の時代、鎌倉~室町時代の墓の跡です。この場で火葬にしたもので、木炭の下から人骨が出土しています。いったいどのような人物が葬られたのでしょうか?
遺跡調査区の周りにネットを張りました。調査の安全や遺跡を守る上で大事なものです。
雨が降ると溝に水が溜まるので排水作業を行います。
また、地面が乾燥すると固くなるため、じょうろで水をかけながら作業することもあります。
焼土層にトレンチを入れて、下の面(第2面)の確認を行いました。江戸時代の面と思われます。
学校建物の柱基礎の断ち割りを行いました。10~20cm大の丸石が詰められ、近世や近代の遺物が出土します。
第1面の調査を終了したため、重機で焼土層を掘削し、第2面を検出していきました。