9月から拡張した調査区の空撮を行いました。今年度の調査では3回目です。
拡張した部分の調査が終了しました。狭い範囲ですが多くの遺構がみつかりました。
今週からはE区が調査の中心になります。
溝跡から出土した土師器の坏です。濃い茶色の部分は漆が付着したものです。器の形から奈良時代の土器と考えられます。
7区の全景です。70基あまりの遺構がありました。瓦などたくさんの遺物も出土しました
9月は、ひと月かけて、堀跡を調査しました。
堀跡の記録を取っています。
10月2日(木)午後2時から、現地で、発掘調査説明会を開催しました。
関係者の皆様、多くの地域住民の皆様に御来場いただきました。ありがとうございました。
古墳時代の赤色の壺がつぶれた状態で出土しました。
土器についている土を丁寧に取り除いてから記録を取ります。
今週例年より早い初冠雪を記録した月山を見ることができました。
調査の終わったトレンチを人力で埋め戻しています。
この調査区の段々状の地形は、近世以降の新しい時代に作られたものとわかりました。
雨の中、記録作業の追い込みです。
大型の柱穴列があった調査区です。
重機による埋め戻しが終了しました。
7区の遺構掘り下げが始まりました。三の丸の時代の遺物の他に古代の遺物もたくさん見つかっています。
溝跡の中から見つかった、奈良・平安時代の土器です。須恵器(すえき)の坏(つき)や土師器(はじき)の甕(かめ)があります。
堀の深さを確認するために、1m20cmの幅で、石の下層を掘り下げました。
地下から水が湧いてきます。ぬかるんだ足場に注意しながらの作業となります。
白っぽい砂・砂利のところが、堀の底です。
赤瓦が出土しました。
川跡のすぐ脇から甕などが数個出土しました。甕のひとつには格子模様があります。
出土した土器を図面に記録しています。
調査区で体長15cmほどの大きなカマキリを発見。
新しい調査区です。
溝や柱穴が多数見つかっています。
離れた調査区です(I区)。山から尾根に当たります。
段のつくり出しなどはありませんでした。
上の尾根の反対側にトレンチを入れました。遺構や遺物は見つかっていません。
6区の埋め戻しを終了し、調査は7区に移りました。今までで最も広い面積です。調査が楽しみです。
7区の遺構検出状況です。三の丸時代の遺構から、古代の遺構まで60基ほど見つかりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research