遺構の分布を確認するためのトレンチの精査を進めました。
溝や柱穴などが見つかっています。
見つかった遺構をトータルステーション(測量機器)で記録しました。
土の堆積を調べるため、壁の断面も記録します。
今週から重機を使ってトレンチを掘っていきます。
掘り下げた土から、水が湧きだしてくることもあります。
トレンチを掘り下げた後は、表面を精査して遺構がないか確かめていきます。
落とし穴状の遺構が見つかりました。等間隔に並んでいるのがわかります。
トレンチ掘りと並行して、地区割り杭へ標高の移動も進めます。
この日は、雨の中での作業となりました。
北原4遺跡の表土を重機で掘り下げています。
黒い土は畑の耕作土です。場所によっては1m以上耕作土が堆積しています。
重機で掘ったトレンチの壁や底を削ってきれいにしています。
壁を削ることによって土の堆積状況がよく分かります。
この日の調査が終わろうとしています。
深く掘り下げた場所にはロープを張り、不用意に人が立ち入らないようにします。
安全第一で調査を行っています。
B区:重機によるトレンチ掘りをしました。
A区:トレンチの面整理をしているところです。
清水遺跡(2)全景です。奥の丘のふもとまでが調査区です。
重機でのトレンチ掘りがだいぶ進み、手作業での面整理を行っています。
これから、遺構の検出、写真撮影、平面図・断面図の作成などを行っていきます
土が盛られている場所がトレンチを掘ったところです。
約1万平方メートルに32本のトレンチを設定しました。
トレンチの一つから赤く焼けた土が見つかりました。須恵器が出土しています。
平安時代の竪穴住居のカマドのようです。
今週は雨の日が多く、低い場所にあるトレンチには水がたっぷり溜まりました。
水が浅くなってきたら、箕(み)を利用して汲むと効率的です。
トレンチの底面と壁面をていねいに削り、遺構の有無を確認していきます。
調査区の中央寄りに設けたトレンチからは、
古い河川らしき痕跡が見つかりました。
今週は雨が多かったのですが、雨の中、重機による表土除去の作業を続けました。
表土層、あるいは黒ボク層の下から、古代の住居跡らしき遺構が現れてきました。
今週は雨天が多く、調査があまり進展しませんでした。
田向遺跡は水はけがよくないため、雨が降るとすぐに水没してしまいます。
水没した調査区の排水作業を行っている様子です。
水量が少なくなると、スポンジに吸水させて排水します。
調査区付近の除草作業です。 調査区付近の環境整備も重要な仕事です。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research