調査区の全景です。
雨天時に調査区が荒れないように
河川跡など遺構の上にブルーシートをかぶせています。
雨天後の排水作業です。
地形が山に挟まれた谷なので、
雨天後の湧水が多く大変です。
平板で遺構配置図を作成しています。
晴天時は記録用紙が反射して見にくくなるのを防ぐビーチパラソルも、
時折降る雨を防ぐためにさしています。
不安定な天気が続きました。
雨の合間に調査区の草刈り。
葛、すすきは‘秋の七草’だそうです。
土師器、須恵器の破片がたくさん見つかり、慎重に検出しています。
もうすぐ遺構が見えそう。
来週はよい天気が続きますように!
溝跡の一部に火山灰が堆積していました。
火山灰のある範囲を図面に記録します。
火山灰の周辺からも遺物がたくさん出土しています。
火山灰の下から何が出てくるか楽しみです。
ラジコンヘリを飛ばして遺跡・遺構を空中撮影しています。
松橋遺跡での発掘調査説明会の様子です。
掘立柱建物跡の説明をしています。
多くの方に来ていただきました。
休憩室と機材庫を使用するにあたっての環境整備をしています。
まず最初に用具の収納棚と、出入り口の段差を埋める踏み台を作りました。
作業員の皆さんは手慣れた様子で、
図面などがなくても頭の中のイメージだけを頼りに、何でも器用に作ってくれます。
重機を使って、遺跡の上に堆積している表土を除去しています。
いよいよ本格的な調査の始まりです。
深く掘りすぎると遺跡が壊されてしまうので、調査員は土色の変化などを見ながら、
細心の注意を払ってどこまで掘り下げるべきかを見極めます。
また重機にも、その大きな車体からは想像できないような繊細な動きが要求されます。
このように表土除去は、単に重機のパワーに任せた地面の掘り下げとは違う、
極めて精妙な作業なのです。
表土が除去された調査区の様子です。
これからは、表土が除去された地表面を、
人力できれいに削っていく作業になります。
大雨で今まで掘り下げた遺構に水がたまってしまいました。
今週は遺構の排水作業からはじまりました。
複雑に重なり合った遺構を掘り下げました。
遺構をよく見ながら掘る順番を決めていきます。
一日の作業は使った道具をきれいに洗って終わります。
調査区北側の写真撮影をするために、
撮影用のタワーを建てています。
ロープを張り安全対策も万全です。
調査区北側の完掘状況です。
小雨が降り、あまり条件はよくありませんでしたが、
なんとか撮影できました。
徐々に日が短くなってきました。
本飯田地区の事務所からは鳥海山が見えます。
前日までの雨で調査区全体が水浸しになってしまったため、
この日は排水作業からのスタートです。
河川跡から検出された火山灰です。
川の流路に沿って堆積していることがわかります。
トレンチ内を掘り下げています。
断面を観察すると、どのように河川に土が堆積していったのか理解できます。
遺構検出も大詰めを迎えています。
黒い土から遺構を探しているので、
何度も何度も削りながら遺構を見つけています。
竪穴住居跡と思われる大型の遺構が見つかりました。
本遺跡では全体的に大きめの住居跡が多数見つかっています。
「大家族」でにぎわいのある集落だったのでしょうか。
隣のB区では、遺構の性格を確かめるために、1つを掘り下げました。
中からは桑の木と思われるものが多数見つかりました。
どのような経緯で埋められたのでしょうか。
溝の底近くから、土師器や須恵器が数多く出土しています。
雨の多い一週間でした。調査区の一番低いところはあっという間に水没してしまいます。
隣の経塚森遺跡の調査区を拡張するために、重機による表土除去が始まりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research