遺構の掘り下げがほぼ終了しました。
空中撮影に向けて調査区周辺の除草作業を行ないました。
遺構の中に溜まった土や泥もきれいに取り除きます。
A区の3分の2を占める河川跡の一部を、重機で掘り下げました。
B区の北東部には、竪穴住居跡が集中しています。
この写真でも2つの住居跡が確認できます。
住居跡内のカマド跡をていねいに掘り下げています。
須恵器の杯(つき)やその蓋(ふた)などが、ほぼ完全な形で出土しました。
八反遺跡と清水遺跡(1地区)第2次の発掘調査説明会を
開催します。
発掘調査をした遺跡について、現地で詳しい解説をします。
出土した土器なども見ることができます。
ぜひ、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。
発掘調査説明会案内(PDF 120KB)
案内用地図(PDF 241KB)
八反遺跡:遺構(火葬墓)掘り下げの様子
清水遺跡(1地区)2次:遺物出土状況
調査遺跡:八反遺跡(はったんいせき)
清水遺跡(1地区)2次(しずいせき)
日時:平成23年10月15日(土) (雨天決行)
八 反 遺 跡 :午後1時~午後2時
清水遺跡(1地区):午後2時30分~午後3時30分
場所:八反遺跡:東根市大字長瀞字八反
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清水遺跡(1地区):村山市大字名取字清水
地図を表示する
石匙(いしさじ)が出土しました。
匙とは言っても万能ナイフとして使われていたと考えられます。
延期されていた空中撮影を行いました。
これが撮影に使われるラジコンヘリコプターです。
9月30日(金)をもって森の原遺跡第2次発掘調査が終了しました。
大きな柱穴の底から一部欠けた坏が出土しました。
調査区の北側を拡張しています。
縄文時代と古代の竪穴住居跡を数棟確認しました。
掘立柱建物跡の柱穴を掘り下げている所です。
一つ一つの柱穴が大きいので、掘るのも大変です。
大きな土坑を掘り下げました。
焼土や粘土のかたまりを投げ込んだものでしょうか。
夕方になると、西日で土色が見えにくくなります。
影が長く伸びて、秋を感じます。
先週降った雨が低地にしみ出ててくるので、
水を抜いても抜いても、
すぐびしょびしょになってしまいます。
溝跡の調査はところどころで断面を確認し、
どのように埋没していったのかを
調べながら進めています。
住居跡の図面をとっています。
住居跡の発掘作業はこれで終了となります。
今週は晴天に恵まれ、調査もはかどりました。
火葬墓を完掘しました。
長方形の土坑に溝跡が直交しています。
遺物は出土していませんが、
その形から中世後半のものと考えられます。
現在、中世後半の遺構面を調査していますが、
部分的に古代以前の遺構が見えているところもあります。
写真の土坑からは、高坏など
古墳時代の土器がまとまって出土しました。
B区西側の遺構の再検出を行っています。
B区南側の遺構の掘り下げを行っています。
住居跡にあるカマド跡の断面図を作成しています。
台風による大雨で、調査区はほぼ全面的に冠水しました。
ようやく雨の上がった22日には、作業員総出で排水作業を行いました。
25日(日)調査説明会を行いました。
地元の方が、大勢訪れてくださいました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research