「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

下屋敷遺跡(11月26日~11月30日)

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いよいよ発掘も終わりです。河川跡掘り下げ、ラストスパートです。

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最終日に米沢市教育委員会、地元のコミュニティーセンターの方、工事関係者に調査の概要を報告しました。

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調査も無事終了し、現場を撤収です。調査に協力してくださった地域の皆様、関係機関、そして作業に従事したみなさん感謝申し上げます。


下屋敷遺跡(11月19日~11月22日)

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今週は雪かきから始まりました。降り積もった雪が重く、汗をかきながらの作業となりました。

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最後に残った道路部分の3区。表土を除去しながら同時に面整理を進めました。

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2区の河川跡SG11の掘り下げです。雪、雨、泥 ・ ・ ・ 細心の注意を払って掘り下げました。


下屋敷遺跡(11月12日~11月16日)

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下屋敷遺跡2区の様子です。調査区の中央部からは、2つの河跡が確認されました。写真の黒く帯状に伸びている遺構が河跡です。

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河跡(SG11)の調査の様子です。各所にトレンチを設けて、河跡の深さや埋まり方、遺物が出土するのかどうかを把握します。

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河跡(SG11)から出土したふいごの羽口(はぐち)です。ふいごとは、炉の温度を上げて鉄を溶かすための送風装置です。

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羽口は、ふいごの先端にあたる部分で、粘土を焼いて作った筒状の土製品です。風を送り込むために真ん中に孔が通っています。炉に接する所には鉄滓(てっさい)が付いています。


堤屋敷遺跡第2次(11月5日~11月9日)

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西側から見た堤屋敷遺跡の完掘状況です。今週木曜日にラジコンヘリで空中撮影を行いました。

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遺跡中央部に位置する柱穴群の完掘状況です。掘立柱建物跡が3棟確認されています。

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陥穴(おとしあな)の完掘状況です。長楕円形で、深さは90cm程です。穴の底には杭を埋め込んだ跡があり、獲物に傷を負わせたり、身動きできなくする「逆茂木(さかもき)」式の陥穴のようです。

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遺跡北端部の陥穴群の完掘状況です。陥穴が列状に並んでいます。


堤屋敷遺跡第2次(10月29日~11月2日)

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大溝跡(SD205)から出土した遺物の取上げ作業の様子です。

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大溝跡の東側と西側の底面から、木の杭列が確認されました。溝跡の伸びる方向に対して横に杭が並んでおり、どちらも溝が大きく曲がる地点に位置しています。

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大溝跡から出土した箱状の木製品です。埋まった土の重さで押し潰れ、何枚も板材が重なった状態で出土しました。四隅には釘跡が確認できます。

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上面の板材を取上げた状態です。丸い穴があり、穴の縁の部分は火を受けたためか黒く焦げています。