
大手町の調査区の東側の遺構検出を終え、撮影を行いました。
深い撹乱が入り込んでいますが、想像していたよりも遺構が良く残っていました。

現在調査している面からは近世の土坑が見つかりました。
18世紀の染付の碗や軒丸瓦が出土しています。

先週もお伝えした、大型掘立柱建物跡の柱穴断面です。
穴底に半丸太の礎板、中位には柱の根元を支える横木(腕木)が残っていました。

台風13号が過ぎ去り、順延していた空撮に向け、急ピッチで全体清掃を進めました。

週末、無事にB区完掘の全景写真を撮影しました。
来週からは残りのA区(写真中央の排土山部分)の調査に移っていきます。

4区北側付近で確認された土坑です。
検出した当初はすり鉢状の井戸跡と考えていましたが、土の堆積の様子や深さから井戸跡ではないようです。

遺構検出作業も大詰めです。
西側に比べると東側は遺構の数が少ないようです。

遺構の検出と同時に配置図の作成も行っています。

昨年に続いて弥生時代の住居の発掘を進めています。
遺物も少しではありますが出土しています。

土坑内には石が斜めに捨てられていました。
何か意味ありげな雰囲気をかもし出しています。

1区の包含層を掘り下げたところ、5~7つの土坑と思われる黒いシミを発見しました。
これからの調査が楽しみです。

おかげさまで調査も終了です。
これもひとえに関係各所、ご近所の皆様、作業員さんのご協力があったからこそ。
心より御礼申し上げます。
器材を丁寧に洗い、梱包しました。

調査区の埋め戻しも行いました。

台風10号最接近の最中に、器材をトラックに積み込んで搬送しました。

7月中旬から行ってきた大手町の調査は8月末でひとまず調査を終えました。
完掘状況の撮影に向けて、住居跡の掘り下げと周辺の記録作業を行いました。

大手町の調査区の東側、今年度最後の調査区の表土除去を行いました。
来週以降こちらの調査を進めます。

大型掘立柱建物の側柱(廂柱)穴の断面です。

柱の根元と、沈下防止の礎板(丸太材)が地中に残っていました。

同じ建物の入側柱(母屋柱)穴でも、半丸太を敷き並べた礎板が見つかりました。
軟弱地盤に対する先人の工夫です。

3区、4区で多くの遺構が見つかっています。
現在900基近く確認できています。

雨の日を見計らって遺物の整理作業も行っています。

1区の川跡から出土した土器を洗浄したところ、墨書土器が多く見つかりました。
「王」の字が書かれているものが多いようです。

1区の遺物包含層を掘り下げ、ようやく遺構検出面までたどり着きました。
以前お伝えした集石遺構の他に、土坑と思われる黒いシミが確認できます。

遺物包含層がどのように形成されたのかを、背中の後ろで感じる太陽の暑さに耐えながら図面に記録していきます。

11区の石組部分に延長トレンチを入れた所、50cmほど犬走り状の平らな部分があり、その先が堀跡であることを確認しました。

11区の平面図作成作業です。

11区の完掘状況です。ユニットハウスが建っている場所からその奥の道路までが堀跡に当たります。
調査区の中央にある切り株は、樹齢約150年の樅の木です。

10区の完掘状況です。
残念ながら、ほとんどの遺構は以前建っていた建物の基礎工事で壊されていましたが、一部近世近代の廃棄土坑が残っていました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research