東熊野苗畑遺跡(6月28日~7月2日)


新たに手掘りでトレンチの掘り下げを行っています。
最近暑くなってきたので、こまめに水分をとりつつ作業を行っています。


7月1日から新たに就労される作業員の皆さんへの
オリエンテーションを行っています。


新たに掘り下げたトレンチの面整理作業を行っています。
トレンチの端を掘り下げて、どのような遺構があるかの確認をしました。


清水遺跡(1)(6月28日~7月2日)


表土除去が終わったところから遺構検出を始めました。
溝や土坑などが見つかっています。


見つかった遺構は石灰でマーキングして、重複関係を確認しながら台帳に登録していきます。


調査区の様子です。
重機による表土除去、遺構検出、遺構登録を並行して進めていきます。


経塚森遺跡(6月28日~7月2日)


調査区の堆積状況について、中判カメラで記録撮影を行いました。
茶色の小さい点のようなものは、古代の土器です。
土器は、最近の耕作土から出土しています。


レベル(高さを測る機器)を用いて、断面図を描くための基準線となる、
水糸(みずいと)を張る作業をしています。
水糸の両端を、同じ高さに設定しなくてはなりません。


平板を使って、調査区の測量をしました。
測るひとと記録するひと、3人のチームワークが、
この作業を進めていく上での重要なポイントです。


田向遺跡(6月28日~7月2日)


今週は雨に悩まされた一週間でした。
水没した調査区をポンプで排水中に、
周辺の環境整備(草刈り)を行っているところです。


機材庫やトイレも床下浸水。
発電機もポンプもフル稼働で排水にあたります。


ポンプによる排水がある程度終わると、手作業で排水します。
田向遺跡は立地と土質の関係で水はけが悪いうえ、
降雨とそれにともなう排水作業のため、
今週は思うように調査が進みませんでした。


西谷地b遺跡(6月28日~7月2日)


断面を撮影します。
深い遺構の底からは水が湧き出すので排水ポンプがかかせません。


梅雨の悪天候が多かった週でしたが、
作業員の皆さんの頑張りで遺構の掘り下げが進みました。


先週朱塗りの椀が出土した区画溝からは、
今週も漆器や曲物などの木製品が出土しました。


高瀬山遺跡(6月28日~7月2日)


K4トレンチの壁削りの様子です。
断層の記録を取るために、トレンチの両壁を削り、
見やすくしてもらいました。


K3トレンチ南壁の土層注記の様子です。
数メートルにもわたり土層の注記をしました。


J1トレンチの遺構掘り下げの様子です。
この日も蒸し暑い中の作業となりました。