田向2遺跡(5月31日~6月4日)


表土層と黒ボク層が取り除かれたのち、「ジョレン」という道具を使って、
作業員全員で地面を薄く削りました。

ジョレンで地面を薄く削る作業をすることによって、
遺構の輪郭がはっきりと姿を現してきます。
写真の円い遺構と四角い遺構は、井戸と竪穴住居跡と思われます。

調査区全体をジョレンで削る作業は、とても根気のいる作業です。
この調査区では、竪穴住居跡、井戸、溝、柱穴などと思われる
多くの遺構が確認されました。