山形城三の丸跡第22次(10月25日~29日)


調査は最終週となりました。2区南では色々と検討しながら掘り進めた結果、壁際に柱穴のある大型の竪穴建物が見つかりました。半分が調査区の外に延びています。一辺は長いところで8m以上あります。


4区でも一辺が8mほどある竪穴建物が見つかりました。壁際に溝が掘られています。4区では平安時代の遺物が多く、2区南側調査区では奈良時代の遺物が多く出土しています。遺構の年代や性格については整理作業で検討していきます。


最後に調査で使用した器材をトラックにのせて、センターに持ち帰り、調査終了となりました。