「庄内地方」カテゴリーアーカイブ

興屋川原遺跡第3次(6月12日〜6月16日)


梁行き2間、桁行き4間の南北に長い掘立柱建物跡です。F区東端部では全部で4棟の掘立柱建物が見つかりました。
北東部の2棟が東西棟で南西にあるこの建物を含む2棟が南北棟です。


掘立柱建物跡が見つかったF区から出土した土器は多くはありません。
台の付いた須恵器の坏は建物の時代のものとなるようです。平安時代の初め頃ではないかと考えられます。


矢馳A遺跡第3次(6月12日〜6月16日)


D区SD1遺構精査
溝跡から、杭や板が組まれた状態で検出されました。
今週でD区の遺構精査は終了です。


C区SE515遺構精査
井戸跡が検出されました。四角い木枠が残存しています。


C区SP309遺構精査
ピットの中央から内黒の土師器(坏)と、端から土師器の破片が出土しました。


C区SX244遺構精査
焼土の中に、土師器の破片が固まって出土しました。


木の下館跡第3次(6月12日〜6月16日)


竪穴住居跡を掘り上げた様子
出土遺物が全く無く、いつの時代なのか分かりません。どのように使われたのかも分かりません。


炭を焼いた窯跡
登り窯のような形をしています。写真中央の窯跡上面から須恵器の破片が出土しました。
窯跡との関係はまだ分かりません。


斜面の面整理作業
だんだん斜面がきつくなっていくので作業に苦労しています。


行司免遺跡第3次(6月5日〜6月9日)


両刃鎌を使って丁寧に地面を削っていきます。きれいになった地面のわずかな土の違いを見つけて溝跡などを見つけていきます。


石が集まっている箇所の調査に取りかかりました。まだ、この遺構の性格はわかりませんが石は熱をうけているようです。


須恵器が出土しました。奈良時代のものです。


興屋川原遺跡第3次(6月5日〜6月9日)


F区の東端部で平安時代の建物を構成する柱穴などが見つかりました。今週末までに4棟の建物があることがわかりました。


梁行2間×桁行3間の南北に長い建物跡で、柱穴の大きさが1辺70cmほどの隅丸方形
です。


梁行2間×桁行3間の東西に長い建物跡です。この建物跡の東に隣接して、もう1棟の建物があります。