八反遺跡第3次(9月9日~9月13日)
調査も佳境です。数多くの遺構で足の踏み場もないほどです。 土坑の底から石臼が出土しました。 上臼の一部のようです。
調査も佳境です。数多くの遺構で足の踏み場もないほどです。 土坑の底から石臼が出土しました。 上臼の一部のようです。
井戸と思われる遺構の様子です。 途中には粘土の層が厚く堆積していました。 先週五輪塔が出土した溝を完掘しました。 溝の東側(写真右)には多くの遺構が密集しています。
農道下の調査区の精査がほぼ終了しました。 直角に曲がる溝が見つかりました。 幅約2m、深さ1mほどの溝です。 溝のコーナー部分から五輪塔の火輪が出土しました。 何かの意図を持ってここに捨てられたものでしょうか。
農道下の部分の調査区を2面目に向けて重機で掘り下げます。 溝や柱穴など約100基の遺構が見つかりました。
現在調査中のエリアでは井戸が数多く見つかっています。 人の背丈ほどの深さのものあります。 井戸が埋まった様子を確認しました。 上部の黄色っぽい部分は砂が堆積していました。この地が洪水に襲われた際に堆積した可能性があります … 続きを読む 八反遺跡第3次(8月12日~8月16日)
直径1m程の土坑に大きな石がたくさん投げ込まれていました。 右下の石は長方形に加工されているように見えます。 石を取り上げてみると、中世の供養塔である板碑(いたび)の破片が多数含まれていました。 少なくとも5個体の板碑が … 続きを読む 八反遺跡第3次(8月5日~8月9日)
直径60cmほどの円形に小さな石を敷き詰めた遺構が見つかりました。 周辺に同様の遺構が3基隣接しています。 大小の石が投げ込まれたような状況で見つかりました。 上の遺構から出土した板碑(左)と方形に加工された石製品(右) … 続きを読む 八反遺跡第3次(7月29日~8月2日)
雨の中、遺構の測量作業です。 農道部分の調査区からは、ほぼ農道に沿った溝が見つかりました。 近代の道路の跡と考えられます。 L字型に石を敷き詰めた遺構が見つかりました。 中世後半の遺物が出土しています。
農道部分を掘り下げて遺構の検出作業を行いました。 農道の下からは明治時代頃の道路の跡が見つかりました。 一括出土銭の続報です。 よく観察すると約100枚毎に銭をつなげた緡(さし)の単位が見えてきます。 緡ごとに色を塗って … 続きを読む 八反遺跡第3次(7月16日~19日)
雨の多い一週間でした。 排水から作業開始です。 調査区を横断する農道の下も調査を行ないます。 掘り下げる前に農道を付け替えました。 先週出土した古銭の続報です。 無事に曲物ごと取り上げることができました。 曲物部分が乾燥 … 続きを読む 八反遺跡第3次(7月8日~12日)