
脚立の上では、カメラの角度を調整しています。調査区では、面整理をしています。準備が整ったら、11区の遺構完掘状況の写真撮影に入ります。

5月28日から6月24日まで、11区の調査を行いました。

6月25日、発掘調査で使用した器材を、トラックに積み込んでいます。この日は、山形市で日中の最高気温31.2℃を観測しました。

5月14日から始まった、山形市春日町での山形城三の丸跡の第7次発掘調査は、6月25日に無事終了しました。ご協力をいただいた皆様、どうもありがとうございました。

大きな石組の下から小さな石組の遺構が2段出てきました。馬見ヶ崎川の度重なる氾濫により壊された堀跡を修復するため、護岸工事をした跡と思われます。

調査区西側の3層目の地層から、江戸時代の物と思われる陶磁器が大量に出土しました。

今週も1個体の縄文土器がつぶれた状態で出土しました。

焼土が検出されました。

いよいよ最終週です。完掘の全景写真を撮るために、丁寧に遺構面の掃除をしました。雨が降ったらやり直しなので、梅雨空を見上げながらの作業です。

6月25日快晴、乾燥しすぎず良い状態で撮影ができました。北東から南西に向かって、幾条もの溝跡が見えます。しかしどうやら、クグノ遺跡の中心部は、もっと北側(右手)にあるものと考えられます。

6月26日に調査を無事終了しました。調査に携わったメンバーです。雨の日も暑い日も熱意とパワーで乗り切ってくれた作業員の皆さん、大変お疲れ様でした。最後に、関係者の方々・現場に足を運んで下さった皆様に、感謝申し上げます。

山形市立第二小学校での出前授業です。目の前で見る土器にみんな興味津々です。

火起こし体験。うまく火はついたかな?

みなさんが楽しく学習してくれたことが、よくわかりました。
担当 : 伊藤・佐々木

熊ノ前遺跡の土器を持ってきました。土器につけられた紋様がわかるかな?

どのように弓を使えばうまく獲物に当たるかも考えてみよう!

火起こし体験で、実際に火がついた時は、驚きと感動です
担当 : 伊藤・佐竹・佐々木・菅原・水戸部・安部

プロジェクターを使って縄文時代について話をしました。みんな真剣にメモを取っています。

土器を実際に触ってみた感想はどんな感じかな?

頑張れ!もう少しで火がつきそう。もっと空気を送って、送って!
担当 : 佐々木・松田

村山市宮の前遺跡出土の土器です。自分で見て、触ってみました。

土器に囲まれて記念撮影。

みんな真剣に勾玉を製作中。良い形に仕上がったかな?

今週から面整理作業に入りました。縄文時代の地盤は礫層で固く、土を削る作業は大変です。

農道北側、北区の遺構検出を行いました。手前に小谷があり、奥に向かって高くなります。奥の山裾に、村山市の東沢バラ公園があります。

11区の調査風景です。南東から北西方向(写真では左下から右上)の溝と、その溝の上にある層の土には、ほかの土よりも砂が多く含まれています。

12区(市道)の調査は、6月8日から6月22日まで行いました。道路と並行している大きな石の列と杭の列が検出されました。

6月19日(木)午後2時から現地で、発掘調査説明会を開催しました。

関係者の皆様、地域住民の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research