
川の跡から古墳時代の壺の上半分が出てきました。記録が終わったあと、この土器をあげると…

その中から、またひとつ甕が逆さまの状態で出てきました。

遺構の外からですが、古墳時代の甕が3つほど並んでつぶれた状態で出土しました。


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埋文祭りの「かかし」も設置しました。


井戸の石組を外しました。底まで石が組まれていました。

石敷遺構も石を外しました。石敷きの下から17世紀前半頃の遺物が出土しました。石組井戸とほぼ同時期です。

新しい調査区に入りました。(M区東側)
幅の狭い地区ですが、土坑や柱穴、火を焚いた跡などが見つかっています。

火山灰を含む土坑です。火山灰の下の層からも赤焼土器の坏が出土しています。

この土杭の下層を掘り下げると赤焼土器の坏や皿、須恵器の甕(かめ)の破片が出土しました。

9月9日(火曜日)で下大曽根遺跡の発掘調査が無事終了しました。御協力頂いた関係機関、地域の皆様に感謝申し上げます。

6区の遺構が掘り上がりました。今回の調査区で見つかった遺構の多くは、奈良・平安時代のものと考えられます。

溝跡から見つかった奈良時代の土器です。6区からは、これらの土器が数多く出土しています。

堀を埋めた土を掘り下げています。深さがあるので、掘り方、運び方と分担して、作業を進めています。

堀跡を一部分掘り下げたところ、石や木が出てきました。陶磁器のかけらなども出土しています。

堀跡から、漆器の椀が出土しました。

空中撮影するため調査区北半分をきれいにしました。何棟もの住居跡が重なっているのがわかります。

平安時代の住居跡内のかまどから、坏や甕などの土器がたくさん出土しました。

調査区内でもトンボの姿をよく見かけるようになりました。
担当 : 佐々木・星

勾玉の由来についての講話。

勾玉づくりに熱中しました。

さすが中学生、手際よく作ることができました。
出来上がった勾玉は、学校文化祭で展示されます。

寒河江市立陵南中学校二年生2名が職場体験に来ました。
作業員と一緒に、遺構の掘り方や掃除の手伝いをしてもらいました。

今週は掘りあがった調査区の空撮と調査説明会の準備で大忙しの一週間でした。
撮影と説明会のために調査区の掃除をしています。
掃除が終わる直前、突然の雷雨に見舞われました。

土曜日に、これまでの調査成果をお知らせするために説明会を開催しました。
暑い中にもかかわらず、約100人のご参加をいただきました。

調査区東側に位置する土坑です。掘り下げてみると、白い火山灰の層から形がよく残った赤焼土器の坏が出土しました。

9月4日木曜日、現地にて調査説明会を行いました。ウイークディにもかかわらず、地元の方々をはじめ70名以上の参加をいただきました。

大豊小学校5・6年生・鮭川中学校の皆さんも来てくれました。実際に遺跡の中を見てまわったり、出土した遺物に触れて、身近にある遺跡や地元の歴史をじかに感じ取った様子でした。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research