調査も終盤にはいり、遺構の掘り下げを急ピッチで進めています。
縄文時代の土坑と思われる遺構も見つかっています。複数の土坑が重なっている様子がわかります。
遺構掘り下げと共に、記録作業も進めています。遺跡の層序を記録しています。
調査も終盤にはいり、遺構の掘り下げを急ピッチで進めています。
縄文時代の土坑と思われる遺構も見つかっています。複数の土坑が重なっている様子がわかります。
遺構掘り下げと共に、記録作業も進めています。遺跡の層序を記録しています。
調査区西側の整地層を重機で掘削しました。瓦が大量に出土します。
当初、西側は一様に落ち込み整地されていると推測しましたが、整地層が浅く地山となる場所も確認されました。
3区のSX100落ち込みを掘り下げ、遺物を取り上げ完掘しました。
南北に延びるSX100落ち込み遺構です。トレンチを入れて掘り下げたところ、大溝状になる事が確認されました。
SX100の底面近くから、鉄砲の玉が出土しました。鉛製です。
11月3日に第2回目の発掘調査説明会を開催しました。二の丸造成時の様子や瓦を入れた整地層について説明を行いました。
調査も終盤近くとなり、各遺構の掘り下げを行っています。これは、縄文時代の土坑と思われる穴です。
風倒木の痕からも縄文時代の土器片や石器などが出土しました。
11/3には、地元の方達に向けての調査説明会を行いました。皆さん忙しい中、ご参加くださいました。
3区東側の落ち込みSX100の深さを確認するためにトレンチを入れました。二の丸の整備で埋め立てられた場所ではないかと思われます。
新庄中学校の生徒さん達と、作家の今村翔吾さん(後方右から2人目)が来跡されました。瓦が出土する江戸時代の整地層の発掘体験を行いました。
真室川中学校の生徒さん達も、新庄城の学習で来跡されました。発掘の体験で、整地層の瓦の取り上げを行いました。瓦の多さや重さに驚かれたようです。
見つかった遺構を掘り下げる精査作業を行っています。土層を見るため、遺構を断ち割ったり、ベルトを残して掘っていきます。
遺構を掘り下げながら、写真や図面などの記録作業をしていきます。
県内でも数少ない、約8,000年前の縄文時代早期の土器には貝殻文様がみられます。
3面目で確認された遺構の掘り下げを進めました。二の丸に米蔵が建てられる前の時期と思われます。
3区の遺構を掘り下げた状況です。溝状の遺構や土坑、柱穴が確認されました。
江戸時代の青磁の皿が出土しました。九州で作られたものと思われます。
令和5年度3ヶ所目の市町村巡回展は、ぶどうとワインで有名な南陽市です。
南陽市立結城豊太郎記念館、2階企画展示室にて、
企画展『発掘された南陽市の遺跡』を開催します。
これまで数多くの発掘調査が行われた南陽市ですが、その中からえりすぐりの5遺跡の遺物を一挙公開します。
ぜひこの機会に南陽市の歴史に触れてください。
1階ロビーにて南陽市教育委員会による
「わがまちの歴史と文化財展」も開催します。
[展示期間]
令和5年11月14日(火)~令和6年1月14日(日)
※毎週月曜日、年末年始休館
9:00~16:30
[展示場所]
南陽市立結城豊太郎記念館 2階企画展示室
山形県南陽市赤湯362【記念館HP】
[入館料]
無料
[ギャラリートーク]
埋蔵文化財センターの職員が展示品の解説を行います。
令和5年12月16日(土)10:00~11:30 ※事前申込制
電話か来館で結城豊太郎記念館までお申し込みください。
締切は12月2日(土)16時です。
南陽市立結城豊太郎記念館 TEL:0238(43)6802
昔の生活の痕跡をさがす、面整理作業を行いました。痕跡に白線を引いていきます。
面整理作業が終了。調査区の東側から撮影した遺構の検出状況です。遺構の他、風倒木痕も数か所確認されました。
遺構を掘り下げる精査作業の開始です。土の色や質に注意しながらていねいに掘ります。