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山形城山三の丸跡15次(9月1日~5日)

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5区大溝の掘り下げ作業です。

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大溝の最上層から、独楽(こま)が出土しました。
本体は木製ですが、軸と本体縁が金属製です。

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大溝出土遺物の撮影の様子です。
使用する主力カメラも、ここ数年で中型銀塩カメラから
フルサイズデジタル一眼レフカメラへ移行しました。


山形城三の丸跡14次(9月1日~5日)

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今週から国道112号の南側と北側にある新たな調査区での発掘調査を行います。
この調査区ではどんな発見があるのか、緊張の表土除去です。

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112号の北側の調査区N-2区から、軒平瓦が出土しました。
中心飾りの三葉文とその周囲の上方三珠点、先端が渦を巻く唐草文を確認できます。


八幡一遺跡(8月25日~29日)


今週は雨からのスタートになりました。
待機時間を利用して、今までに出土した遺物の洗浄を行いました。


雨が上がったので、空撮に備え、調査区の清掃を行いました。


ラジコンヘリコプターでの空撮の様子です。
今回は、B区の撮影を行いました。


週の後半には、A区南側の調査を開始しました。
写真は、溝状の撹乱土を掘り下げている様子です。


清水遺跡7・8次(8月25日~29日)


清水8遺跡西側の溝の断面です。
ベルトを残しながら、写真撮影用に掃除をしていきます。


掃除後の溝です。
きれいになって写真映えがしますね。


今週から清水8遺跡の南側の埋戻しが行われます。
この後道路を付け替えて現在の市道の下を調査します。


羽黒神社西遺跡(8月25日~29日)


月曜日には、東北学院大学の谷口教授の引率のもと、
中国の重慶師範大学の楊華教授と蒋剛教授と大学院生2名が、本遺跡の発掘調査の見学にいらっしゃいました。
日本と中国の発掘調査の仕方の違いについて、とても興味深く見学されていました。


トータルステーションという測量機械を用いて、検出した遺構の輪郭を測量しました。


南側の斜面にあたる3区の2層を掘り下げました。
北隣の4区と同様に、3区でもたくさんの遺物が出土しました。


3区からは、本調査4体目となる土偶が出土しました。
やや小ぶりの土偶です。


山形城三の丸跡15次(8月18日~22日)


3区の遺構検出作業です。
奥の鉄筋コンクリートの建物が建っていた所は、3mほど掘削されていました。
2mも掘ると、河原のようにガラガラと大小の石が出てきます。


5区で検出した南北方向の溝の断面です。
堀ではなく、区画の溝だと思われます。


その溝を埋めるときに、このような大きな石も一緒に埋められていました。
6人がかりで引っ張りだしました。