
調査区の東側にある砕石を外しています。下に隠れた遺構が徐々に出てきました。

調査区の南西角で確認された石組みのある遺構です。
側面に石が積まれ、底にも石が敷いてあります。

次々に遺構の精査作業が進むため、記録作業も忙しくなってきました。
半分に掘った遺構の土層断面を写真で記録していきます。

土坑の調査をしました。江戸時代初めの皿が出土しました。

土坑出土の折縁皿(おりふちさら)です。
内面に絵が描かれ、その上には漆が付着しています。

16区の遺構の掘り下げ作業が終わりました。
高所から、調査区全体の状態がわかるように撮影しました。

熊ノ前遺跡から出土した土器の大きさに驚きながら、
慎重に持ち上げてみたり、触ったりしました。

火起こし体験もしました。けむりが出てから火種を起こすまでがとても大変でした。

弓矢体験では、まっすぐ矢を飛ばすのが難しかったですが、
最後には大きな熊(パネル)を倒すことができました。

縄文時代から平安時代までの出土品に触れてみて、
それぞれの手触り、模様、大きさの違いを感じ取ることができました。

土器の復元作業に挑戦しました。
見事に破片が合うところを探し出し、ぴたりと合わせることができました。

最上義光(よしあき)歴史館ボランティアの方々が見学にみえました。
すでに調査した三の丸の堀跡について、写真などを参考に説明しました。

今年度出土した遺物について、説明しています。
現在調査している16区からは、江戸時代初め頃の陶磁器が出土しています。

16区の遺構について、説明しています。
江戸時代の遺構のほかに、近代の溝跡や、重機による掘削の跡がみられます。

山の斜面に長さ20m、高低差10mほどのトレンチを設定しました。
長いため、7~8箇所に分けて断面図を作成しています。

石組み遺構を半截している様子です。土の下にもまた石が埋まっているようです。

休憩中の様子です。遠くに日本海東北自動車道の本線工事が見えます。
数年前、発掘調査を行った南田遺跡や岩崎遺跡の付近です。

週末からの雨で冠水しました。深い所で70cmほどの深さです。

クワでの粗削りです。乾くとすぐに土がカチカチに硬くなるので、ひと苦労です。

連日のように排水作業が続きます。これからの梅雨が思いやられます。

検出した遺構の掘り下げを行っています。
まず、半分だけ掘り、土の堆積状況を確認します。

調査区をきれいにして、このカメラで撮影を行います。
天候にも恵まれ、いい写真が撮れました。

先ほどのカメラで撮影したアングルです。
真ん中の黒く見える部分から縄文土器がたくさん出土しました。

先週に引き続き面削り作業を行っています。一列に並んで少しずつ土を削っていきます。

基準点を打つ測量を行っています。
これからの調査で図面作成や、遺物取り上げに必要な地区割りになります。

黒ボクの包含層から出土した、土師器や須恵器の破片などの遺物を取り上げました。

クワで土の表面を削り、面整理をしています。
住居のカマド跡と思われる焼土を検出しました(写真手前)。

黒ボクの層から石製の矢じりが出土しました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research