メジャーと箱尺で測量用の方眼を組み、平面図を作成します。
川跡を掘り下げています。写真中央に流木があります。
湿度が高く風が吹き込まない場所なので、気温が上がると大変な作業です。
現在調査中のA・B区の表土を除去した際の土砂を重機で撤去しています。
土砂の下のC区を調査する準備が進んでいます。
この時期は草がよく伸びます。
除草作業も大切な環境整備の一つです。
12区で検出された掘立柱建物跡の精査をしているところです。
大人一人が入ってしまうほどの大きさです。
14区で検出された掘立柱建物跡です。
12区(上の写真)で検出されたものの続きであると考えられます。
調査区北側の住居跡(ST101)の調査状況です。
10cm下で、住居の床が確認されました。
住居の壁際からは、横倒しになった状態の甕(土師器)が見つかりました。
記録作業の様子です。
調査区の平面図を縮尺100分の1で作成していきます。
J12トレンチの遺構掘り下げの様子です。
この日も相変わらず蒸し暑い日でした。
J15トレンチから出土した旧石器時代に使われたと思われる石器が出土しました。
上の写真を引いて撮影しました。
竹串の位置に石器の剥片が散らばって出土しました。
そのため、このあたりは石器を加工した場所だと思われます。
調査区中央~北部の岸辺(平場)の遺構の掘り下げを行いました。
岸辺の遺構は、写真手前の谷から約5m~10mの間が希薄で、
その北側(写真中央~奥)に、大型の柱穴や土坑が確認されました。
調査区北部の土坑から出土した、蜂の巣状の窪みがある凹石(くぼみいし)です。
凹石は、一般にドングリやクルミなど堅果(けんか)類を割るのに用いられ、
大きさが10cm~15cmの川原石で、窪みも1個か2個あるのが大半です。
今回の出土品は、大型で窪みの数も多く、一般的なものと異なります。
縄文時代の谷跡の出土品です。新潟県糸魚川産の緑色のヒスイ製の玉です。
玉の中心に約3mmの孔(あな)が開けられ、首飾りなどの装飾品と考えられます。
調査区西側の一区画は、水が絶えず湧きだしています。池や沼があったようです。
泥を掘っていくのは大変ですが、長靴着用で作業を進めます。
切り株を撤去する作業の様子です。
土がめくれないように注意して根を切り、キャリアダンプに乗せて移動させます。
遺構に番号を付けています。
土色の変化を見逃さないように、遺構を検出します。
梅雨も明け、いよいよ夏本番です。
厳しい暑さの中、熱中症に十分気をつけて作業を行っています。
新たに設定したトレンチを人手で掘り下げています。
この日も暑い中、作業員の皆さんが頑張ってくださいました。
今週も重機による表土除去が続いています。
調査区内には1.5m以上の堆積土が確認される場所もあります。
今週は雨がまったく降りませんでした。
強い日差しと高温によって地面が乾燥するので、
水をまきながら調査を進めています。
雨や夏の強い日差しから遺跡を保護するためにブルーシートを敷いています。
見つかる遺構も増えてきました。
A区の面整理と、B区の遺構検出を行いました。写真はB区です。
こちらはA区です。箸が立っているところに遺物が出ています。
A区では、平安時代の竪穴住居跡がたくさん見つかっています。
一番広い調査区(A区)の遺構検出が終了しました。
溝跡や倒木痕が多く見つかっています。
この日は天気がよく、遠くには山形市にある霞城セントラルビルも見えました。
A区を南側から撮影しました。
溝跡が蛇行している様子が分かります。
農道に挟まれている小さな調査区(B区)です。
竪穴住居跡が2棟重なりあって見つかりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research