
今週は雨天が多く、調査があまり進展しませんでした。
田向遺跡は水はけがよくないため、雨が降るとすぐに水没してしまいます。

水没した調査区の排水作業を行っている様子です。
水量が少なくなると、スポンジに吸水させて排水します。

調査区付近の除草作業です。 調査区付近の環境整備も重要な仕事です。

雨が続き、調査区内が水浸し、排水作業に追われる週でした。

松橋・田向遺跡のユニットハウスも降り続いた雨のせいで床下浸水。
もう少しで床上にまで達する所でした。

雨天時でも重機による表土除去は続行しました。

表土除去が終了したので、表面を平らに削って遺構確認を行っています。

まだ写真では分かりづらいですが、幅3mほどの堀跡などが確認されました。

調査区内に地区割りのグリッド杭を打っているところです。

遺物が多く入っているところは重機での掘り下げができないため、
人手で掘り下げを行います。遺物が出土している所には、
目印として箸を立てておきます。

まだ表土をはいだ段階ですが、土師器や須恵器がたくさん出土しています。

縄文時代の富並地区の話を熱心に聞いています。

実際に土器に触れることは、とても貴重な体験です。

縄文時代の人々の生活が少しわかったような気がします。
出前授業:南陽市立小滝小学校(5月19日)

大昔の人々の暮らしについて学びました。
小滝小学校が遺跡の上に建っていたことも知りました。

初めて縄文土器にふれました。渦巻き紋様がとても綺麗でした。

火起こし体験。疲れたけど、頑張ったら最後に火がつきました!
出前授業:鶴岡市立羽黒第四小学校(5月18日)

土器の重みを体験、大きなものは、一人で持ち上げるには重すぎます。

縄文服を着てハイ、チーズ。みんな縄文人気分です。

力を合わせて火起こし体験。煙がでたらもうすぐです。
施設見学:山形県立山形聾学校(5月18日)

出土品を見ながら、時代の特徴や流れを説明してもらっているところです。

実際にさまざまな出土品に触れることで、各時代の違いを
実感できたり、より深く理解したりすることができました。

火起こしの体験を行っているところです。
江戸時代以降に使われた、マイギリをつかっています。
施設見学:上山市立上山南小学校(5月17日)

山形県内から発掘された土器や石器を見学しました。
思った以上に大きい土器があることにびっくりしたようです。

土器の復元作業を見学しました。
ジグソーパズルのような感じですが、ピースが必ずあるとは限らないので、
探し出すのが非常に大変です。

メモを取りながら熱心に学習しています。

5月19日、本飯田地区の調査が本日から始まります。
センターから調査で使う器材を運び出しています。

調査事務所入口の段差が大きいため踏み台を設置しています。
また、看板もよく見える場所に掛けます。
このような環境整備が終わるといよいよ本格的な調査が始まります。

いよいよ掘り始めました。まずはじめに手掘りで調査を行い
ある程度の深さを確認します。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research