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北原2遺跡(5月31日~6月4日)


北原2遺跡で重機によるトレンチ掘りを行いました。

北原2遺跡のトレンチです。重機で掘り下げた後、壁や底を丁寧に削っています。

北原2・4遺跡は事務所から離れているため、
現場のそばに休憩用のテントを建てています。
これから暑い日が続くので水分補給は欠かせません。


東熊野苗畑遺跡(5月31日~6月4日)


遺跡南側のA区のトレンチ面整理作業をしています。

遺構検出状況の略測図を作成しているところです。

縄文時代の遺構が見つかった調査区です。
黒い地山土なので遺構の検出が大変です。

水田として使われていた部分で検出した河川跡です。
10世紀平安時代に降った十和田火山の火山灰と
みられるものが大量に検出されました。


清水遺跡(2)(5月31日~6月4日)


晴天がつづいていますね!県道を通る地元の方々が、
「なにやってんのぉ~?」と時々声をかけてくださいます。

写真撮影が始まりました。水の湧く箇所があり、
みんなで力を合わせてきれいにしています。

きれいにすると検出面の様子がよくわかりますね。


田向2遺跡(5月31日~6月4日)


表土層と黒ボク層が取り除かれたのち、「ジョレン」という道具を使って、
作業員全員で地面を薄く削りました。

ジョレンで地面を薄く削る作業をすることによって、
遺構の輪郭がはっきりと姿を現してきます。
写真の円い遺構と四角い遺構は、井戸と竪穴住居跡と思われます。

調査区全体をジョレンで削る作業は、とても根気のいる作業です。
この調査区では、竪穴住居跡、井戸、溝、柱穴などと思われる
多くの遺構が確認されました。


田向遺跡(5月31日~6月4日)


表土の除去がある程度進んだので、
調査区の保護のためにブルーシートを全面に張りました。

柱穴と思われる遺構が検出されました。
今後は検出された遺構を詳細に精査していきます。

表土除去が終了したエリアを作業員がジョレンをかけているところです。
この作業で、表土除去では検出されなかった遺構が検出されることがあります。


馳上遺跡(5月31日~6月4日)


検出した遺構には、石灰を水で溶いて直接地面に線を引いていきます。

遺構の検出が終了すると、全体の平面図を作成していきます。

14区で検出された竪穴住居跡です。
さらに写真上部では河川跡が検出されています。

16区の遺構検出が終了しました。
竪穴住居跡が多数見つかっています。