
9区河川跡の掘り下げが終わりました。

土の堆積状況を記録しています。地下水が湧き出るので、水をくみ上げながらの作業です。

8区河川跡の掘り下げにも取りかかりました。背丈以上に深いため、掘り手と運び手とが協力しながらの作業です。
<西谷地地区>

調査区内のどこに遺構があるのか、実際の遺構を20分の1に縮小して、平面図を書いていきます。

調査区北側の東端にある大きな川跡を、少しずつ掘り下げています。土層の状況を確認するため、一部分は掘らずに残します。

上の写真で掘り下げている川跡から出土した遺物です。他にも土器片が数点出土しています。

今週も遺構精査や図面作成・写真撮影といった作業が続いています。これは遺構断面図を作成している様子です。

金曜日に鶴岡北高の2年生が発掘体験に訪れました。まずはじめに遺跡の概要や調査方法など約1時間の講義です。

現場に出て実際に調査を体験してもらいました。遺構を掘るだけではなく、図面作成などの記録作業も、作業員の皆さんと一緒に行いました。

空中写真測量と撮影を行いました。先週までと打って変わって晴天の日が続き、作業も順調に進みました。

今週で調査も終了になります。プレハブ周辺の片付けや発掘道具の整理を行いました。

8月7日を以て玉作2遺跡の調査が終了となりました。関係者のみなさん、ありがとうございました。

今週で表土除去も終了し、本格的な遺構の検出作業に入りました。写真手前では、柱穴が確認されています。

遺構をきれいに検出した後、水で溶いた石灰で遺構の周りをマーキングしていきます。

来週は、一週間お盆休みです。雨の中、ブルーシートを敷いて、休みに備えます。

やっと堀の底まで掘ることができました。地表面から5m以上の深さがあります。残念ながら、次の日雨のため南壁(写真左側)が崩れてしまいました。

5月11日から始まった発掘調査も7月30日で終了です。無事に調査の目的である三の丸を囲む堀跡を確定し、掘ることができました。深くて狭い作業環境の中、黙々と働いてくださった作業員の方々に感謝申し上げます。ちなみに写真は堀の中で撮りました。

調査区の埋め戻しをしています。これまでのいろいろな苦労を考えると、ちょっとさびしい気持ちになります。

いよいよ今週で発掘調査も終わりになります。遺跡の全体像を見るため、ラジコンヘリでの空撮を行いました。

完掘写真を撮影するために、遺跡全体の掃除をしています。

6月29日作野遺跡の調査が無事終了しました。雨や暑い中での作業、本当にお疲れ様でした。ご協力をいただいた皆様、どうもありがとうございました。

今週もたくさん雨が降りました。毎日のように調査区内の排水作業を行っています。

この日は天気が良かったです。写真撮影のため調査区北側をきれいにしています。

今週も排水作業から現場作業が始まりました。

31日に関係者に向けて説明会を行いました。

表土除去の後に行なう「面整理」の工程です。便利鍬を使って、地面を平らに薄く削り、建物の柱穴など当時の生活の痕跡を探っていきます。

調査区の壁面を鎌を使ってきれいに削ります。これを「鎌かけ」といって、土の堆積状況を確認する時や断面図の作成のため欠かせない作業です。

重機による作業がようやく終わりました。

7区の平面図を作成しました。

9区で見つかった河川跡を掘り下げていきます。この河川跡は、隣接する8区・10区でも見つかっており、大変大きな河川であったと思われます。

河川跡から見つかった土器です。
<西谷地地区>

検出した遺構には、1つ1つ名前と数字を付けていきます。写真は柱穴で、「SP15」という遺構番号になりました。

溝断面の土層状況を写真撮影しています。発掘調査では記録のため、今でもデジタルカメラは使わずにフィルムカメラを用いて撮影します。

調査区が市道の両脇にあるため、そこを通行する自動車や歩行者等の安全のため、「保安灯」を設置しました。これで、夜間でも安全に通行できます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research