
新しい調査区です。
溝や柱穴が多数見つかっています。

離れた調査区です(I区)。山から尾根に当たります。
段のつくり出しなどはありませんでした。

上の尾根の反対側にトレンチを入れました。遺構や遺物は見つかっていません。

6区の埋め戻しを終了し、調査は7区に移りました。今までで最も広い面積です。調査が楽しみです。

7区の遺構検出状況です。三の丸時代の遺構から、古代の遺構まで60基ほど見つかりました。

三の丸の堀を掘り下げて調査しています。

深さ1.5mで、石や木が出てきました。ところどころに、遺物もあります。

下駄が出土しました。

瓦が出土しました。

川の跡から古墳時代の壺の上半分が出てきました。記録が終わったあと、この土器をあげると…

その中から、またひとつ甕が逆さまの状態で出てきました。

遺構の外からですが、古墳時代の甕が3つほど並んでつぶれた状態で出土しました。


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埋文祭りの「かかし」も設置しました。


井戸の石組を外しました。底まで石が組まれていました。

石敷遺構も石を外しました。石敷きの下から17世紀前半頃の遺物が出土しました。石組井戸とほぼ同時期です。

新しい調査区に入りました。(M区東側)
幅の狭い地区ですが、土坑や柱穴、火を焚いた跡などが見つかっています。

火山灰を含む土坑です。火山灰の下の層からも赤焼土器の坏が出土しています。

この土杭の下層を掘り下げると赤焼土器の坏や皿、須恵器の甕(かめ)の破片が出土しました。

9月9日(火曜日)で下大曽根遺跡の発掘調査が無事終了しました。御協力頂いた関係機関、地域の皆様に感謝申し上げます。

6区の遺構が掘り上がりました。今回の調査区で見つかった遺構の多くは、奈良・平安時代のものと考えられます。

溝跡から見つかった奈良時代の土器です。6区からは、これらの土器が数多く出土しています。

堀を埋めた土を掘り下げています。深さがあるので、掘り方、運び方と分担して、作業を進めています。

堀跡を一部分掘り下げたところ、石や木が出てきました。陶磁器のかけらなども出土しています。

堀跡から、漆器の椀が出土しました。

空中撮影するため調査区北半分をきれいにしました。何棟もの住居跡が重なっているのがわかります。

平安時代の住居跡内のかまどから、坏や甕などの土器がたくさん出土しました。

調査区内でもトンボの姿をよく見かけるようになりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research