「2006(H18)年度」カテゴリーアーカイブ

山ノ下遺跡(7月3日〜7月7日)


先週まで掘っていた範囲を完掘しました。今週の水曜日からは更に北側へと調査区を拡張します。


今週拡張した調査区には大きな桑の木が二つもありました。作業員さん達が手際よく、あっという間に枝を切り落としました。


新たに北側に拡張した部分です。黒い色をした土の部分が遺構となるところです。


下叶水遺跡(7月3日〜7月7日)


調査区北東部の精査状況です。先週に続き、埋設土器の半截と記録作業を行ないました。


埋設土器の断面図を作成している様子です。土器の埋まり方や土の堆積状況を1/10スケールで記録します。


沢跡から磨製石斧と穴を開けたと思われる石製品(RQ270)が出土しました。


中川原C遺跡第4次(7月3日〜7月7日)


全ての遺構を掘り終わりました。
最後に全体の写真を撮るために、全員できれいに仕上げをしています。


全景撮影の後、ラジコンヘリを用いて上空からの写真を撮りました。
調査区や遺跡全体の地形・環境も判るように、撮影方向を決めます。


雨模様の中、最後の記録作業と平行して、杭や釘の撤去・深い遺構の
埋め戻しを行っています。
7月7日金曜日をもって、現地調査を終了いたしました。


天王遺跡(7月3日〜7月7日)


日曜日の雨で溝にはたっぷり水が溜まっていました。排水にほぼ一日かかりました。


土坑から円形の板が出土しました。土の堆積の様子から、この土坑は一気に埋められたようです。


前にお伝えした大きな板碑と2基並んだ板碑の近くの水路に、板碑が石組みに転用されていました


興屋川原遺跡第3次(7月3日〜7月7日)


雨天の日が多く、調査区周辺の雑草ものびました。梅雨の合間の晴れ間に調査区内外の除草を行いました。


先週に引き続きE区の溝跡の精査を行いました。陶磁器やガラス瓶も出土しました。ほ場整備の前までに使われていた用排水路のようです。