今週から遺構の完掘作業に入りました。遺構断面の記録作業が終わり、半分にした遺構内の埋め土をすべて掘り下げていきます。
完掘した柱穴の状況です。くぼんだ範囲に柱がすえられ、周りを河原石で敷き詰めて、しっかりと固定した様子がわかります。
河跡(SG1)西側の完掘した柱穴群です。前の写真であったように、他にも石組みの柱穴が確認されました。
今週から遺構の完掘作業に入りました。遺構断面の記録作業が終わり、半分にした遺構内の埋め土をすべて掘り下げていきます。
完掘した柱穴の状況です。くぼんだ範囲に柱がすえられ、周りを河原石で敷き詰めて、しっかりと固定した様子がわかります。
河跡(SG1)西側の完掘した柱穴群です。前の写真であったように、他にも石組みの柱穴が確認されました。
福栄小学校の子ども達が見学に来ました。現場で発掘を体験してもらいました。
地面の一部分が焼けて真っ赤になっていますが炉やカマドの痕跡はみつかりませんでした。
先週お伝えした河川跡の全景です。断面を見るためのベルトを残し、完掘しました。
分層作業をしているところです。土の堆積状況を見ながら層を分けていきます。
斎藤家調査の様子です。柱の跡などを掘っています。
斎藤家調査区内の柱の跡です。底に石が残っていました。この上に柱を建てたと考えられます。
前々回掲載された草刈家調査区内での木枠の進行状況です。周りを掘り進めると、水路のようになっています。来週は、どのように広がるかを調査していきます。
この季節、置賜地方は霧に包まれる朝が増えてきます。10時過ぎまで霧が晴れないこともあります。
以前見つかっていた溝の続きが拡張部分でも見つかりました。中世前期の遺物が出土します。
溝が掘りあがりました。何度も流れを変えていたようです。
調査も終盤を迎えました。来週25日(水)には調査説明会を行います。現在は、河川跡の掘り下げ作業などを行っています。箸のたっているところから土師器や須恵器が出土しています。
赤く焼けた遺構の断ち割り作業の様子です。焼けたところがどこまで広がっているかを調べています。
川跡と思われる遺構を掘り始めました。土留めと考えられる板塀が検出されています。遺物の年代から近代頃まで機能していたようです。
遺跡全体を走る暗渠を掘り下げています。土管を埋めたものや籾殻を詰めたもの等があります。
今週から調査区南側の遺構精査に入りました。南側は固い礫の地盤が広がっており、掘り下げ作業も大変です。
南側の精査状況です。礫の地盤に黒い土が帯状に広がっています。ここには最近まで集落があり、住宅の基礎であるコンクリートや近代の陶器などが多く出土します。
2期工事区内を対象として調査が再開されました。工事用道路となっていたため、重機を使い、路盤の撤去と表土除去を行っています。秋晴れのもと出羽富士と呼ばれる鳥海山もくっきりと望むことができました。
表土除去の終わったところから、遺構を検出するための面削り作業に入りました。今までのところ、柱穴が数基確認されています。
D区で新たに検出された住居跡です。D区内では3つの住居跡が見つかっています。南側(写真右)と西側(写真下)の方に、柱跡が並んでいます。
C区で検出された住居跡の一部と思われる遺構です。ここでは、須恵器片がまとまって出土しました。遺構の残り部分は、隣にある用水路の下に続いているようです。
現在D区では主に、遺物が含まれている層をどんどん掘り下げています。砂層で水分が多く、作業員さんも大変です。