P-2区・P-3区の埋め戻しを行いました。
今年度最後の調査区、P-1区の表土除去を行いました。
以前この場所には大型の建物が建っていました。
以前の建物のコンクリート基礎がありましたが、影響を受けていない部分には並行する石列が残っていました。
2区西側に点在する個別遺構の精査を行いました。
各遺構から土器・石器が出土しています。
2区捨て場(SF133)の掘り下げを引き続き行っています。
出土量は相変わらず多いです。
今週は、調査区の中央に設定した、堆積層を調べるための中央ベルト(あぜ)、4区と5区のベルトを除去しました。
4区の中央ベルトの南側から、土器片を中心とする大量の遺物が出土しました。昨年度の調査でも、4区の南側では遺物が集中していることが判っていました。すなわち、これらの遺物は、昨年度発見された遺物集中部の続きと言えます。
3区と4区の遺構の精査と記録作業も、先週に引き続き行いました。
8区の調査区にグリッド杭を設置しました。
また、引き続き新しい遺構から精査作業を進めています。
2区の表土除去を行いました。建物の基礎が残っていたので昨年度調査できなかった箇所です。今年度はブレーカーで破砕しました。騒音と振動で、ご近所にはご迷惑をお掛けしました。
10/6、打毬の奉納で有名な豊烈神社の大祭がありました。
調査区の前もお神輿が通りました。
M-1区の調査を終えて、調査区を埋め戻しました。
P-2区の調査も終わりが近づいてきました。
記録作業と全景写真に向けての清掃作業を行います。
P-2区の完掘全景を撮影しました。
来週以降はいよいよ最後の調査区に着手します。
今週も、3区の遺構の掘下げと記録作業を中心に、調査を行いました。
昨年度の調査で、3区の南斜面には、3層のクロボク土層の上に、地山の土が乗った「盛り土遺構」があることがわかっていました。その盛り土遺構の盛り土層を掘り下げると、多数の土器や石器が残されていることが認められました。
3区の東側では、3基の小型のフラスコ状土坑が見つかりました。腹ばいになりながら、土坑内の堆積層を掘り下げました。
10日(土)には、羽黒神社西遺跡の第2次発掘調査の現地説明会を行いました。遺跡の近所にお住いの方々を中心に、およそ40名以上の見学者が来跡されました。丘陵の尾根に深く掘られた、約4,300年前のフラスコ状土坑について、みなさんたいへん興味津々の様子でした。
2区捨て場(SF133)の遺物出土状況を平面図にしました。
写真のとおり、遺物が多く出土しています。
2区捨て場(SF133)の土層ベルトを掘り下げています。
遺物は少量ですが、出土しています。
1区の竪穴住居跡の写真撮影を行いました。
床面からも土器・石器が出土しています。
2区捨て場(SF133)の遺物出土状況を撮影しました。
4区捨て場(SF134)の遺物出土状況の撮影に備え、清掃作業を行いました。発掘作業も10月を迎え、少しずつ寒くなってきました。
4区捨て場(SF134)の掘り下げに着手し、出土状況の撮影を行いました。2区の捨て場同様、土器・石器が出土しています。
今週も3区と4区の遺構の精査と記録作業を中心に調査を行いました。これまでの調査で、3区と4区の南側に遺構が集中していることが判っています。
3区の西側の尾根上にあるフラスコ状土坑は、およそ深さが2.5mほどありました。中に炭火を入れていることや、壁の崩落と埋め立てを繰り返していることが判りました。
フラスコ状土坑の堆積状況を記録するために、図化作業を行いました。
5区の3層掘り下げでは、5区の東側に遺物が集中していたことが判りました。これらの遺物は、出土状態から、3区の南側斜面のものが5区のほうへ落ちてきた可能性が考えられます。
8区の面整理作業を行いました。北側は去年の調査区の続きです。昨年度調査した大溝の続きが出てくるでしょうか。
8区の南側の遺構検出作業です。
比較的大きな遺構が重なり合ってるようです。
8区南側の遺構検出作業が完了した状況です。近現代の新しい遺構と重なっていますが、東西方向に平行する2本の溝が検出されました。道路跡の可能性も考えられます。引き続いて8区の中央部と南側の遺構検出作業も進めています。
少し古そうな遺構から、かわらけが出土しました。手捏(てづく)ねで作られ、口縁部を撫でて整形しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research