「2008(H20)年度」カテゴリーアーカイブ

上の寺遺跡第2次(7月14日~7月18日)

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先週に引き続きM区の表土除去を行いました。
複雑な地形のため、小型の重機での作業となります。

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アオダイショウが見学に来ました。

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遺構を検出した様子です。大きな溝や大型の円形の土坑などが見つかっています。農道と既存の道路との接続部分のため、C字型の調査区です。


下大曽根遺跡(7月14日~7月18日)

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調査区東側の竪穴状遺構の掘り下げの様子です。この範囲では、一辺が約2mの小規模な竪穴状遺構が5基確認されています。

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三棟が重なり合う竪穴状遺構です。土師器(内面黒色)や赤焼土器が出土しています。

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調査区の中央部の土坑跡です。1m程の大きさで、3基確認されています。


上の寺遺跡第2次(7月7日~7月10日)

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E区の表土除去が終わりました。これまで最も広い調査区です。

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引き続きM区の表土除去に入りました。慈恩寺に近い調査区です。
何が見つかるか楽しみです。

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以前お伝えしたL字型に並ぶ柱穴ですが、その後の調査で、コの字型になりました。
調査区の外にも伸びて四角形に並んでいたものと考えられます。


下大曽根遺跡(7月7日~7月10日)

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今週から調査区中央部の遺構の掘り下げに入りました。写真は南北に伸びる溝跡(SD2)です。大きな河原石と一緒にすり鉢の破片や砥石が出土しています。

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上の溝跡の西側には、三棟が重なりあう竪穴状遺構があります。この遺構の周辺では、土師器の坏や須恵器の甕の破片が多く出土しています。