1区北側の川跡を掘り下げています。
川底付近から遺物が多く出土しています。
川底から円面硯と思われる破片が出土しました。
線刻による模様が刻まれているのが確認できます。
1区と2区の境にある竪穴住居跡のカマド脇から大量の土器が密集して出土しています。
甕(かめ)や小型壺、坏などが確認できました。
先週に引き続き、遺構の掘り下げを行いました。
深い遺構はおたまを使って掘り進めます。
土坑からは縄文時代後期はじめ頃の土器が出土しています。
縄文時代の終わり頃の土坑とみられる遺構もみつかっています。
12区の江戸時代の土坑の断面を計測し図面として記録しています。
断面の記録が終わった後に江戸時代の土坑を掘り下げました。
当時の磁器や灯明皿が見つかりました。
大手町の調査区にも測量用の杭を設置しました。
設置した杭は測量機器を据える際や図面を作成する際の基準として使用します。
遺構の掘り下げをはじめました。
この土坑からは18世紀の染付の碗や擂鉢が出土しています。
川西町の小中学校の先生方が、地域の歴史に理解を深める目的で研修に来られました。
この日は東北地方で梅雨明けが宣言され、炎天下の現場では発掘作業も体験してもらいました。
今週は建築史の専門家を現場に招き、掘立柱建物を構成する柱穴群の抽出をお願いしました。
同一建物の抽出には、上部構造の専門的な知識が必要になります。
3区の南中央部付近から掘立柱建物跡と思われる柱穴が見つかりました。
長軸は3間、短軸は最低2間の建物跡と考えられます。
1区と2区の境にある竪穴住居のカマドです。
燃焼部と思われる中央部には焼土や土器片などが多く含まれています。
1区の遺物包含層の精査をおこないました。
縄文時代後期はじめ頃の土器が多く出土しています。
遺物包含層の遺物出土風景です。
奥のやや赤い場所から弥生時代の遺物がまとまって出土しています。
12区で遺構平面図の作成作業に入りました。
同じく12区では、近世の土坑を掘り下げています。
11区では先の大戦時の家庭用防空壕を掘り下げています。
爆風が奥まで入らないようにL字状に曲がっています。
戦後しばらくの間、物置として使われていたそうです。
大手町の調査区で遺構検出作業を行いました。
土の色や質の違いで遺構かどうかを判断します。
遺構検出作業を終えて検出全景を撮影します。
大小さまざまな土坑と、調査区を南北に走る川跡が見つかりました。
井戸枠の全体が現れました。
縦板組横桟留め構造の井戸枠の内側に、一回り小さい同様の板組が見えます。
井戸底の水溜(集水施設)でしょうか。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research