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今週から、本格的に遺構の精査作業を行います。
作業を始める前に、調査主任が作業に関する説明を行いました。
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説明を受けて、実際に作業を行いました。移植ゴテで少しずつ掘り下げます。
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掘り下げた遺構の断面図を作成しています。
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大きな土坑を掘り下げています。
遺物が大量に出土しており、これからの調査に期待が持てます。
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脚立にセミがとまっていました。まだ暑い夏が続きそうです。
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大きな掘立柱建物跡群があるところを検出しているところです。
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井戸跡を完掘しました。底に石が置かれていました。
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河川跡の火山灰検出状況です。
作業員の皆さんは遺構をきれいにするのが上手です。
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火山灰層の下をさらに掘り下げています。遺物が出土しました。
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竪穴住居跡の土層の堆積状態を確認しています。
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検出した遺構の平面図を作成しているところです。
発掘調査は掘るだけでなく、正確な作図作業がとても重要になります。
![sizu1_0822_3](http://yamagatamaibun.or.jp/wp2/wp-content/uploads/2011/08/sizu1_0822_3.jpg)
こちらは遺構の高さを記録しているところです。
今年から、初めて発掘調査に参加した作業員の皆さんも、
だいぶ作図作業に慣れてきました。
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左側の遺構は壁が焼けており、底に炭が堆積しています。
焼けた骨が出土したことから火葬遺構と考えられます。
右側で十字に掘っている部分は、固く締まった土が
周囲よりやや高く盛り上がっています。
![20110822_hattan_2](http://yamagatamaibun.or.jp/wp2/wp-content/uploads/2011/08/20110822_hattan_2.jpg)
高くなった部分を掘り下げると、その下から大形の骨片が多数出土しました。
火葬遺構に関連する遺構と考えられます。
![20110822_hattan_3](http://yamagatamaibun.or.jp/wp2/wp-content/uploads/2011/08/20110822_hattan_3.jpg)
長さ2mほどの範囲に石が集中している遺構が見つかりました。
写真中央部から古銭が出土しました。
![20110822_hattan_4](http://yamagatamaibun.or.jp/wp2/wp-content/uploads/2011/08/20110822_hattan_4.jpg)
6枚の古銭が重なった状態で見つかったことから(六文銭)、
この遺構はお墓の可能性があります。
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農道を挟んで南側のB区の精査を行っている様子です。
![numabukuro_20110822_2](http://yamagatamaibun.or.jp/wp2/wp-content/uploads/2011/08/numabukuro_20110822_2.jpg)
B区溝跡の掘り下げを行っている様子です。
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写真は竪穴住居跡です。写真撮影に備えて全体をきれいにしています。
![morinohara20110808_1](http://yamagatamaibun.or.jp/wp2/wp-content/uploads/2011/08/morinohara20110808_1.jpg)
早朝からのこぬか雨が昼前には土砂降りに変わりました。
写真がかすんでいるのは猛烈な雨のせいです。
調査区が見る間に水没していきます。
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雨の翌日は排水作業からのスタートです。
調査の進んだ遺跡は、いたるところ穴だらけなので排水も大変です。
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無事に排水作業が終わり、ようやく午後には調査を再開しました。
まだまだ土がねばつき移植ゴテに張り付くので、掘るのもなかなか大変です。
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山の斜面にある炭窯跡の検出作業を行っています。
くぼんでいる部分で炭を生産していたと思われます。
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検出した炭窯跡の写真撮影を行いました。上部に炭化物が集積しています。
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カマド跡を掘り下げているところです。中から土師器(はじき)が出てきました。
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この週は東側にある住居跡の一つを完掘しました。
測量機器(トータルステーション)を使って図面を作成しています。
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8月18日には、駒籠楯跡調査検討委員会、大石田町教育委員会、
山形県文化財保護推進課の方々が視察に見えられました。
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井戸跡の断面です。いつの時代の井戸でしょうか?
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サブトレンチの中に大きなヒキガエルがいました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research