「2013(H25)年度」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第13次(7月22日~26日)


今週は、雨降りの日が続き、ブルーシートにたまった水をとる作業から始めることが多くなりました。


井戸跡のまわりからは、磁器・瓦・金属製品(写真左から)が出土しました。


井戸跡のまわりからは、直径20cmほどある器の底部も出土しました。


道出遺跡第1・2次(7月22日~26日)


今週末、道出遺跡の現地説明会が行われました。
雨のため、屋内での説明会となりました。


出土した土器や石器の説明をしています。
参加された皆さんは熱心に耳を傾けています。


今週の調査で、新たに落とし穴と考えられる遺構が見つかりました。
溝状に掘り窪められたもので、深さは約80cm、逆茂木(さかもぎ)は確認されませんでした。


松橋遺跡第2次(7月16日~19日)


先週に引き続き遺構精査を行っています。


作業が順調に進んでいた矢先、大雨により調査区内が水没。
さらに、調査区から水が溢れてしまう状態になりました。


一夜明け、水位は下がりましたが調査区はまだまだ水没状態です。
ポンプを使い排水を行います。


山形城三の丸跡第13次(7月16日~19日)


G-1区では、遺構精査が進んでいます。
井戸跡は、一段ずつ石組みの平面図を作成しながら掘り下げていきます。
根気のいる作業です。


遺物が多く出土している遺構もあります。
この土坑(どこう=穴)からは、土師器(はじき)や須恵器(すえき)など、古い時代の土器片が出土しています。


すぐ近くの直径約2mの円形の土坑からは、大量の遺物が出土しています。
こちらは比較的新しい時代の陶磁器が中心のようです。


八反遺跡第3次(7月16日~19日)


農道部分を掘り下げて遺構の検出作業を行いました。
農道の下からは明治時代頃の道路の跡が見つかりました。


一括出土銭の続報です。
よく観察すると約100枚毎に銭をつなげた緡(さし)の単位が見えてきます。


緡ごとに色を塗ってみました。16本の緡銭があることが分かります。