「2023(R5)年度」カテゴリーアーカイブ

北向遺跡第4次(7月18日~21日)


今週は梅雨明け前の大雨に見舞われながら、西側に拡張した調査区を中心に作業を進めました。この場所からも建物の跡や柱穴が見つかっています。


調査も大詰めをむかえ、調査区全体の空撮を実施しました。遺跡は調査区から画面左(北側)に展開していることが知られています。


北向遺跡第4次(7月10日~14日)


今週は夏日と梅雨空の極端な天候が続く中での作業でした。古代の洪水の堆積層の下から柱穴や火を焚いた跡が見つかっています。


この柱穴には先週(7/3-7)に報告したものと同じタイプのお椀が埋まっていました。


今回の調査の結果、遺跡の範囲が西側に続くことが明らかになったため、調査区を広げて作業を続けています。削平されて底面しか残っていませんが、建物の跡のようです。