「村山地方」カテゴリーアーカイブ

田向2遺跡(8月18日~8月20日)


大型竪穴遺構に残していた土層観察用の東西南北のベルトを掘り下げました。


翌週に行う空撮のために、調査区全体を整備しました。


大型竪穴遺構は、写真の左上側に浅い皿状の土坑があり、
それを埋めたのちに大きく横穴を掘ったようです。
写真の右上には、階段状の段があります。
写真の下側に行くにしたがって、穴がひろがっています。


東熊野苗畑遺跡(8月18日~8月20日)


お盆休みも終わり、調査を再開しました。
休み中に雨が降り、調査区全体が水浸しになってしまったので、
排水作業からのスタートです。


川跡(SG1)の面整理作業を行っています。
白い筋状のものは915年頃に降下した十和田火山灰と思われます。


調査区の全体写真撮影のためにアルミタワーを組み立て、
その上から撮影を行っているところです。


調査区全体の写真です。
黒く蛇行した筋が古代の河川跡と思われるものです。
調査区内を縦走するように流れていたことが伺えます。


田向遺跡(8月18日~8月20日)


現場の夏休みが終わり、18日から調査が再開されました。
休み中に降った雨で田向遺跡は水没。
排水作業からの調査再開となりました。


遺構の精査中に、遺構(溝跡)の重複関係(切り合い)について
調査員が作業員の皆さんに説明しているところです。
遺構の精査において、重複関係は遺構の新旧を決めるのに
重要な手掛かりになります。


説明のあった遺構の重複関係を念頭において、
実際に溝跡を調査していきます。
どの作業員も慎重に作業を進めていきます。