完掘に向けて精査、記録作業を行いました。
最終日の朝には初霜が降り、とても冷え込みました。
出土した遺物と、器材類をセンターに搬出しました。
作業員の皆さんありがとうございました。半年間、本当にお疲れ様でした。
遺物包含層の掘り下げを続けています。
掘り下げの終わったところから遺構を探していきます。
南北に伸びる直線的な溝跡と、
それより新しい蛇行する溝跡が見つかりました。
遺物の大きさを測り、図化するための準備です。
土層断面の測量をしているところです。
遺物の出土状況です。縁が欠けていますが、完形に近い土器です。
この遺跡がどのように埋もれていったのか、
かぶっていた土の断面を調べその様子を記録しています。
調査区南東部の遺物が集中している地点です。
遺構の範囲を調べるためにトレンチを掘っています。
出土状況の記録が終わった遺物は、ていねいに取り上げ、
さらに詳しく調べるためにセンターに持ち帰ります。
発掘調査説明会に向けて準備をしているところです。
説明会で展示する遺物を準備しているところです。
説明する内容などを入念にチェックしています。
11月3日(木・文化の日)に行われた発掘調査説明会には
120名もの多くの方がいらっしゃいました。
調査終了まで残り2週間となりました。
晴天に恵まれ、ラジコンヘリコプターによる空中写真の撮影を行いました。
11月3日(木・文化の日)に清水遺跡の2地区と3地区合同で
調査説明会を行いました。
120名ものたくさんの方に成果を見ていただきました。
板碑が出土しました。板碑は中世の供養塔です。
当センターで平成19年に調査した上の寺遺跡では
完全な形の板碑が出土しています。
下層の遺構面に向けて遺物包含層の掘り下げを慎重に進めています。
出土した土器です。
古墳時代から平安時代の土器が混在して出土しました。
空中写真撮影と調査説明会にむけて調査区全体を整備しました。
日も短くなり、午後になると影も長くなります。
ラジコンヘリコプターによる空中写真を撮影しました。
好天に恵まれ、調査区の状況がよくわかりました。
11月5日(土)、調査説明会をおこないました。
交通不便な場所にもかかわらず、
60名を超える多くの方に参加していただきありがとうございました。
約400平方メートルの調査区全景です。
全体が手前(南側)下がりの、ゆるい斜面になっています。
調査区南東部から遺物が集中して出土しました。
ほとんどは破片ですが、遺構との関連が考えられるため
慎重に掘り下げます。
調査区西側。表面の土を薄く削りながら土色の変化を調べ、
遺構の有無を探ります。
調査区北側にある竪穴住居跡を掘り下げているところです。
土層断面から、写真中央にある溝跡が
竪穴住居跡を壊していることがわかりました。
調査区東側の竪穴住居跡を撮影するためにきれいにしています。
掘立柱建物跡が集中する所では、さらに検出面を下げて、
柱穴がないか確認しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research