人力でていねいに土を削って行くと、土の質の変化で昔の人が掘った穴の位置がわかります。ただし、遺跡の場所は粘土質の土のため、乾くと固く、色味もわからなくなってしまうため、作業場所以外はシートで覆い保護しながら進めています。
明るい土に対して黒い土の範囲が丸くみえてきました。柱穴と推測されます。後で調査するとき、この場所がわからなくならないよう紐を使ってマーキングしています。
人力でていねいに土を削って行くと、土の質の変化で昔の人が掘った穴の位置がわかります。ただし、遺跡の場所は粘土質の土のため、乾くと固く、色味もわからなくなってしまうため、作業場所以外はシートで覆い保護しながら進めています。
明るい土に対して黒い土の範囲が丸くみえてきました。柱穴と推測されます。後で調査するとき、この場所がわからなくならないよう紐を使ってマーキングしています。
今年度の北向遺跡で作業員さんの雇用開始式を行いました。2ヶ月の短期間の調査予定のため、近隣の方を中心に参加いただいています。
調査区はすでに重機で表土を掘削ずみのため、次は人力で全体を丁寧に掘り下げながら古代の生活の跡を探して行きます。今回はどのような発見があるのか楽しみです。
遺構の掘り下げと遺物の取り上げが終了したところで、ドローンによる写真撮影を行いました。11月末ですが、天気に恵まれました。
最終日には、事務所に取り付けていた看板や安全旗、廂なども取り外し、室内も清掃して返却です。
最後に、発掘機材や遺物などを、センター行きのトラックに積み込んで終了です。2ケ月間ご苦労様でした。
記録も採り終わり、調査区を埋め戻しました。
機材を撤収して本年度の現地調査を終了しました。作業員さんと近隣の方々の協力により、調査は無事に終了できました。ありがとうございました。
今週の初日は、朝に霧が発生。周囲の視界が悪い中で作業をしています。
竪穴状の遺構から次々と遺物が出土してきます。調査員の指示にも熱が入ります。
第3次調査でも出土した「縄文の女神」と同じタイプの土偶が出土しました。これは、腰から足の部分です。
南にある河川跡を掘り下げています。石とともに、土器が出土するので慎重に作業します。
終盤をむかえ、北側の遺構も急ピッチで調査を進めています。
竪穴状の遺構から完形の土器が出土しました。壊さないように取り上げました。
竪穴状の遺構からは、約4500~5000年前の縄文時代中期の土器や石器が、たくさん出土しています。
調査も中盤になり、遺構の掘り下げも進んでいます。週末には説明会があるので、特に力が入っているようです。
12日の土曜日には、調査説明会を開催しました。地元の人をはじめ、県内から60人以上の参加がありました。
季節がら、3時過ぎると日の光がきつくて土の色が見えにくくなってきました。
7区北側の竪穴住居の床面を出しました。カマドはあまり残存状況が良くなく、痕跡をとどめる程度でした。
11月12日に、調査区が狭く駐車場も無いので、事前申し込みで調査説明会を開催しました。ご近所の方々をはじめとして、25名ご参加いただきました。ありがとうございます。
調査も中盤にはいり、遺構の掘り下げも進んでいます。竪穴状遺構からは遺物が出土しています。
調査区の層序も記録します。深い場所は地表から1.5m以上を測るので、計測も大変です。
押しつぶされたように出土した土器です。そのまま取り上げられるよう注意深く掘っています。はたして、うまくいったでしょうか?。
調査も終盤です。8区北側の調査も順調に進行しております。近世の大きな遺構がありましたが、掘り下げるとそれほど深くない土坑でした。
地元の山形第一小学校の6年生約30人が見学に来てくれました。歴史の勉強の一助となり、歴史に興味を持ってくれると嬉しいですね。
7区南側の調査も順調に進み、全景写真を撮影しました。