「発掘調査速報」カテゴリーアーカイブ

岩崎遺跡第2次(10月15日~10月19日)

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10月14日に調査説明会を開催しました。約70名の方がご参加くださいました。

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出土した遺物も展示しました。昨年度出土した分はすでに復元しているので、全体の形が分かりやすくなっていると思います。

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解体した井戸枠です。組み合わせるためのほぞがあります。各段の高さが違っており、非常に複雑な組み方をしていたようです。強度を保つためでしょうか。


行司免遺跡第4次(10月15日~10月19日)

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10/14に、現地説明会を行いました。約75名の方々から参加いただきました。gyouzimen_20071015_2.jpg
溝を全て掘りきったので撮影しました。調査区の東西を流れています。gyouzimen_20071015_3.jpg
写真手前の溝に落ち込むように遺物が出土しています。土器や石、木製品です。

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3枚目の写真のアップです。木の先端が焦げています。


上の寺遺跡(10月9日~10月12日)

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斜面部のトレンチ調査の様子です。
これまで設定した6本のトレンチでもっとも長いトレンチになりました。

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大型の遺構で見つかった焼土の断面です。
酸化して赤くなった部分と、還元で黒っぽくなった部分があります。

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大型の遺構がほぼ掘り上がりました。
石や焼土などが多数出土したため、何度も記録を取りながらの調査でした。


堤屋敷遺跡第2次(10月9日~10月12日)

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4区の大溝跡から出土した遺物の状況です。土層観察用のベルトを掘り下げると、内耳土鍋や石臼の破片が出土しました。

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西側に伸びる大溝跡は、掘り起こされて上面が壊されています。トレンチを設定して確認すると、下層では大溝跡が良好に残っていました。

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前の写真の下層で確認できた内耳土鍋の破片です。


下屋敷遺跡(10月9日~10月12日)

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下屋敷遺跡では、先行して調査する範囲(1区北)にかかる遺構の完掘が終了しました。写真中央部には、井戸跡が2基、浅い溝跡が確認されています。

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前の写真の井戸跡(SE6)の完掘状況です。井戸を構成している枠組みが良好に残っていました。また、底面からは曲物が出土しました。

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井戸跡から出土した曲物です。大きさは10cm程で柄杓(ひしゃく)の器にあたる部分だと思われます。