
山形城三の丸跡(都市計画街路)発掘調査現場です。看板の右手には、写真撮影の準備をしている姿が見えます。

6月24日から7月3日まで調査したところです。7月4日から次の区域の調査が始まります。

古墳時代の壺が2~3個一緒につぶれた状態で出土しました。

奈良時代の竪穴住居跡1棟の調査が終了しました。比較的小さな住居跡ですがたくさんの土器が出土しています。

先週に引続き、溝状の遺構の様子です。深さは50cm程で、砥石1点と須恵器2点が出土しています。

調査区西側の土坑(SK5)を掘り下げています。土層観察用のベルトを残し、慎重に掘り下げていきます。

溝跡(SD4)の底面から、須恵器の甕(かめ)の破片が出土しました。

E区の調査区に入りました。
重機で表土を掘り下げています。両側に側溝のある道の跡が出てきました。

もう一か所、G区も調査を進めています。
沢筋の段々畑を人力で掘り下げます。

遺物の入っていたピット(柱穴)の中をきれいにして、写真に記録していきます。

土器片が入っていたピットを半分掘り下げ、土の堆積を記録しているところです。

調査区内の杭で、セミが羽化をしていました。感動です。

県教育委員会によって、調査区に隣接する高瀬山古墳(県指定史跡)周辺の残土埋め戻しが行われました。

埋め戻しを終えた調査区の近景です。今後、高瀬山は歴史公園として整備が進められる予定です。

2ヶ月に及ぶ調査が無事終了しました。作業員の皆さん、御協力いただいた地域・関係者の方々に心より感謝申し上げます。

山形城三の丸跡(山形市春日町)で、県道整備に伴う発掘調査が始まりました。

遺構の検出を行なっています。市街地での調査です。人や車の通行に配慮しながら調査区を分割して、発掘を進めていきます。

一辺約1mの石組の遺構が見つかりました。用途は不明ですが、中から瓦や陶器が出土しました。

1区の遺構を掘り終えました。柱の跡や溝など、予想以上の遺構が見つかりました。

住居跡からまとまって出土した土器を巻き尺を張って測り、図面にします。

かまどの調査の様子です。ここは住居跡の大半が削られて失われているのですが、かろうじて残ったかまど跡からは坏(つき)や甕(かめ)など多くの土器が出土しています。

いま調査区の脇では、このような赤い小さな実をつけた木が見られます。ニワトコの木のようです。

国道112号の改良に伴う発掘調査が始まりました。調査地点は、山形城三の丸の北東端にあたります。

遺構の検出を行っています。柱の跡や溝跡が見つかり始めました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research