掘立柱建物跡の精査をしています。
竪穴住居跡の遺物検出状況です。
2軒(写真左下)が重なり合っています。
住居跡のカマド付近からは土師器の皿が
ほとんど完全な状態で検出されました。
以前お伝えしたカマドが確認された住居跡(ST105)の掘り下げ作業に入りました。
住居の上面は削られていますが、床面の遺物はしっかり残っていました。
住居跡から土師器の甕や坏がまとまって出土しました。
写真の右下には、須恵器(すえき)の坏が確認できます。
石製模造品(RQ204)が出土した遺構の平面図を作成している様子です。
遺物の出土位置や遺構の形を縮尺20分の1で作成していきます。
調査区の北側にある市道下の調査をする為、
その代わりとなる迂回路が完成しました。
B4区にある竪穴住居跡を調査しています。
この住居跡にはカマドが備え付けられています。
竪穴住居跡の掘り下げをしているところです。
みなさん慎重に掘り下げています。
今週も暑い日が続いています。
遺跡のすぐそばでは高速道路の工事が進められています。
大型の竪穴住居跡です。
長さ9m、幅7.3mの長方形です。
住居跡のカマド付近からは、
主に土師器がまとまって出土しています。
調査区東側の住居跡(ST102)の掘り下げ作業の様子です。
土の層を観察するベルトを設定して、住居の埋まり方を探りながら掘り下げます。
検出した面から40cm下で、住居の床が確認されました。
床の上には、住居の部材と思われる木製品が出土しました。
床の上面では、坏(土師器)や甕の破片が出土しました。
これらの遺物は、住居が埋まった時期を調べるための重要な資料になります。
メジャーと箱尺で測量用の方眼を組み、平面図を作成します。
川跡を掘り下げています。写真中央に流木があります。
湿度が高く風が吹き込まない場所なので、気温が上がると大変な作業です。
現在調査中のA・B区の表土を除去した際の土砂を重機で撤去しています。
土砂の下のC区を調査する準備が進んでいます。
この時期は草がよく伸びます。
除草作業も大切な環境整備の一つです。
12区で検出された掘立柱建物跡の精査をしているところです。
大人一人が入ってしまうほどの大きさです。
14区で検出された掘立柱建物跡です。
12区(上の写真)で検出されたものの続きであると考えられます。
調査区北側の住居跡(ST101)の調査状況です。
10cm下で、住居の床が確認されました。
住居の壁際からは、横倒しになった状態の甕(土師器)が見つかりました。
記録作業の様子です。
調査区の平面図を縮尺100分の1で作成していきます。
発掘作業が終了した調査区の全体を撮影するため、タワーを組みます。
手前と右手に中世の区画溝が走り、奥のほうに柱穴が密集している状況です。
今週後半は新たな調査区の溝跡・柱穴の掘り下げに着手しました。
竪穴住居跡のカマドの断面図をとっています。
梅雨明けした今週は、強い日差しで地面がすぐ乾燥します。
写真撮影をする際には、土の色がよくわかるようにジョーロでの水撒きが欠かせません。
捨て場と思われる土坑です。
長さ3メートル、幅2.4メートル程の楕円形です。
土坑(上の写真)から出土した遺物です。
土師器と須恵器が主で、その量はカゴ3つ分にもなりました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research