出前授業:新庄市立升形小学校(4月25日)


プロジェクターを使って、「縄文時代の衣・食・住」について説明しました。
縄文時代の歴史の長さを知って、とても驚いていました。


新庄市で出土した中川原C遺跡の土器や石器の説明をしています。
真近で本物の出土品を見て、触ることで、
地元の遺跡についてより興味を持ってもらえたら嬉しいです。


マイギリを使って一生懸命火を起こそうと頑張っています。
やっとの思いで点けた火種を大事そうにしている児童もいました。
火が昔の人々にとっていかに大事なものであったか、
みなさんに感じてもらえたと思います。


勾玉作りの様子です。手を傷つけないように気をつけながら、
滑石に描いた勾玉の形に沿って夢中で石を削っていました。
最後は、削り粉で手が真っ白になっていました。


山形城三の丸跡(都市計画)(4月18日~4月22日)


4月18日から山形城三の丸跡の第8次調査が始まりました。
調査区は春日町の県道271号線沿いにあります。


13区で終了した第7次調査に引き続き、14区から始めていきます。
まずは重機を使って、表土を除去していきます。


土の様子を見ながら人力で掘り下げます。
調査区北側の壁沿いに細長いトレンチを掘りました。
遺構の広がりや、土の堆積状況を探ります。


出前授業:山形市立東小学校(4月21日)


子供たちはクルミを割る時、実の先を上に向ければ良い
というアドバイスをもらい、上手に割っておいしく頂きました。


山形市で出土した土器に、手を触れながら
じっくり観察しています。
土器の飾りの違いや縄目のつき方など
細かいところまで気付くことができました。


「上手に早く火をつけるコツはなんだろう。」
「昔の人達もこんなに苦労していたのかな。」と
ようやくついた火を眺めています。


出前授業:舟形町立長沢小学校(4月20日)


縄文時代の人々のくらしについて説明しました。
食べ物、着る物、アクセサリーなどの話をして、
地元舟形町から出土した大形土偶を
紹介すると、みんなの口から「見たときある~」と
笑顔がこぼれました。


マイギリを使っての火おこし体験をしました。
体育館に充満する白い煙と木の焦げたにおい。
なかなか火が起きず、みんな必死に作業して汗だくになりました。
その中で火の大切さと火を起こす大変さを学びました。


弓矢を使って狩りをする体験をしました。
弓の角度、弦を引く力、矢を離すタイミング。
だんだんコツを覚え、最後の1回になると、
的の動物パネルが1枚しか残りませんでした。
みんな素晴らしい上達ぶりです。


最後にみんなで縄文服を着て、弓矢や土器などを持ちながら、
それぞれが縄文人になりきっての記念撮影。
弓を構える姿もいつのまにか格好良くなっていました。


出前授業:小国町立小国小学校(4月18日)


はじめに「縄文時代のくらし」についての話を行いました。
メモを取りながら、一生懸命聞いてくれました。


「土器や石器に触れてみよう」では、
遺跡から出土した本物に触ってもらい、
重さや手触りを確かめてもらいました。


「質問コーナー」では、縄文人の平均寿命のことや、
土器が完成するまでの時間など、
次々と質問が出ました。


「火起こし体験」と「弓矢体験」も行いました。
苦労してようやく着いた火を見つめる姿が印象的でした。


出前授業:高畠町立高畠小学校(4月12日)


はじめに、写真やイラストにより、
縄文時代の人々のくらしについて、説明しました。
高畠小学校が遺跡の上にあることに、みんな驚いていました。


本物の土器や石器を見た後に、
教材用に作った石器で野菜を切りました。
いろいろある石器の中でも、よく切れる石器を見つけ出し、
自分たちが持ってきた野菜を、どんどん切っていきます。


火起こしにも挑戦しました。
けむりは出ますが、なかなか火種が起きません。
みんな必死でマイギリを動かしています。


弓矢飛ばしもしました。
矢が動物(パネル)に当たって倒れると大喜びです。
気分は、縄文時代の狩人です。


研修:新任・新採職員研修(4月4日~4月11日)


今年度、新たに11名の職員が仲間となりました。
はじめに、センター内の施設案内です。
センターには、屋外にも器材庫や収蔵庫があり、
敷地全体の配置を覚えていただきます。


業務内容やOA機器の使用、安全衛生、
記録の取り方などの研修を行いました。
皆さん、メモを取りながら真剣に話を聞いています。


最後は、寒い中、屋外で実際に発掘調査で使用する
測量機器を使った実習を行いました。


研修担当職員の説明を聞いた後は、
実際に作業を行いながら、平板測量の説明を受けています。


お知らせ:理事会・評議員会が行われました(3月23日)

平成23年3月23日(水)に、山形県私学会館で
平成22年度 第3回評議員会と第4回理事会が行われました。


議事は、
平成22年度事業計画の変更と補正予算書について、
平成23年度事業計画書と収支予算書について、
評議員の選定についてと、
評議員選定委員会の運営規則の制定、
選定委員の選任、
についてでした。


理事会の議長は、理事長の相馬周一郎氏です。


理事や評議員の方々から、貴重なご意見やご指導を
いただきました。